ロバーツ監督 大谷翔平の4三振は「ロドロの球をまったく見れていなかった」
大谷翔平 PHOTO:Getty Images
<2025年7月29日(日本時間30日)MLB シンシナティ・レッズ 対 ロサンゼルス・ドジャース@グレートアメリカン・ボールパーク>
ドジャースの大谷翔平選手(31)が29日(日本時間30日)、敵地グレートアメリカン・ボールパークで行われたレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。しかし、この日は5打数ノーヒット4三振と打撃不振に陥り、連続試合安打も9で止まった。
大谷は常に早いカウントから振ってしまい、ストライク先行で三振という打席ばかり。1試合4三振は6月17日のパドレス戦以来の通算6度目。さらに4打席連続となるとエンゼルス時代の2022年8月5日以来、2度目となった。
試合は、2回にドジャースがエドマンの2ランホームランで先制するも、レッズが4回にフレーリーの2ランとマルテのソロホームランで逆転。
さらに5回には、ドジャース先発のグラスノーが満塁のピンチを招いて降板。代わったドレイヤーもデラクルーズのゴロの間に1点を失う。
しかし、ドジャースは7回にスミスとフリーマンの二者連続タイムリーで2点を返し、4-4の同点に追いつく。
そして9回表、ドジャースはコンフォルトに代走アウトマンを送ると、2アウトからスミスがレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースを放ち、アウトマンが生還。これが決勝点となり、ドジャースが5-4で逆転勝利を飾った。
チームは勝利したものの、大谷にとっては悔しい結果となった一日となった。
ロバーツ監督 試合後コメント
―― 今日の大谷はよくない球ばかりを振ってしまったのか、それともスイングに問題があるのか?
今日は明らかにロドロの球をまったく見れていなかった。そして、スイングモード(振ることだけを考える状態)に入ってしまったようだった。
彼は調子が良い時、打球を高く上げてフィールドの広い範囲を使うことができる。特にこの球場ではわざわざライト方向に打つ必要もないのでね。
明日はマルティネスがちょっとした揺さぶりをかけてくるだろうが低い球を追う必要はない。今夜はただ彼自身が止められずにスイングし続けてしまった、そんな夜だったんだろうね。
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