試合中の衝突で死去した30歳FWの葬儀、チームメイトが棺を担ぎ最後の別れ…スペイン選手会は週末の全試合延期を要求
スペイン2部テネリフェに所属していたFWヘスス・デ・ミゲルさん(30)の葬儀が5日、スペイン中部トレド県のナバエルモサで営まれた。英『BBC』が報じている。
デ・ミゲルさんは2日のFCアンドラ戦で相手GKヘスス・オウォノと衝突し、ピッチ上で倒れ込んだ。医療スタッフによる処置を受けて病院に搬送されたが、翌3日に亡くなった。オウォノはこのプレーで退場処分を受け、試合は中止となった。
葬儀はマドリードから約125km離れたナバエルモサのサン・ミゲル・アルカンヘル教会で行われた。テネリフェのチームメイトたちが棺を担ぎ、仲間に最後の別れを告げた。 会場にはスペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長、アトレティコ・マドリーのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEO、元スペイン代表監督のホセ・アントニオ・カマーチョ氏らも参列した。 遺族は代理人のマヌエル・エルナンデス氏を通じて声明を発表。「彼を愛し、覚えていてくれて、私たちとともにいてくれてありがとう」と感謝を伝え、「ヘススは埋めることのできない空白を残したが、彼と人生をともにできた私たちには大切な思い出も残してくれた」と故人をしのんだ。 一方でスペインのプロサッカー選手協会(AFE)は5日、デ・ミゲルさんへの敬意を示すため、今週末に予定されている全試合の延期を要求した。 AFEは「選手たちは今回の死を深く悲しんでおり、通常どおり大会を開催するために必要な心理的、人道的な状況が整っているとは考えていない」と主張。あらゆるカテゴリーの選手が、試合を行うべきではないとの考えで一致しているという。 すでにテネリフェのグラナダ戦、FCアンドラのマジョルカ戦は延期が決定。スペインサッカー界では突然の悲劇を受け、追悼の動きが広がっている。●ラ・リーガ2026-27特集