Android版Chromeがようやくアドレスバーの下部配置に対応(Forbes JAPAN)

■記事の主要ポイント ・Android版Chromeで、アドレスバーを画面下部へ移動できるようになった ・同機能はFirefox、Microsoft Edge、iOS版Safariなどで数年前から提供されている ・ユーザーの反応は賛否両論で、歓迎の声とUI(ユーザーインターフェース)の一貫性の欠如を指摘する声が併存している 大型スマートフォンを使う人や手の小さい人にとって、Androidでのウェブ閲覧が少し快適になった。グーグルは数年にわたり検討してきた、アドレスバーを画面上部ではなく下部に置くオプションを、ついにAndroid版Chromeに正式導入した。 Firefox、Microsoft Edge、Samsung Internet Browserなどの競合ブラウザーはすでに同機能を備えている。アップルは 2021年にiOS 15でSafariのアドレスバーを下部へ移動したが、強い反発を受けて上部へ戻すスイッチを急遽追加した(デフォルト位置は現在も下部)。iOS版Chromeでも下部配置が先行していたが、Android版に同じ選択肢が投入されるまでには時間を要した。 ■アドレスバーを移動する方法 Android版Chromeでは、アドレスバーの初期位置は上部のままだが、下部への変更手順は簡単だ。アドレスバーを長押しし、表示される「アドレスバーを下に移動」をタップするだけで完了する。設定メニューからも同じ操作が可能だ。 まだ機能が見当たらない場合は、アプリを最新バージョンに更新しておけば順次利用できるようになる。 ■下部アドレスバーが注目される理由 モバイルブラウザーは当初、デスクトップ版と同じくアドレスバーを画面上部に配置していた。しかし、端末の大型化や片手操作の需要増加に伴い、上部のUI要素まで指を伸ばすのが負担となった。アドレスバーを下部へ移すことで、親指が届きやすい位置に収まり、ナビゲーションが容易になる。

Forbes JAPAN
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************

関連記事: