張本美和 世界2位・中国の王曼昱にストレートで完敗 シングルスはメダルならず【世界卓球】
張本美和 PHOTO：Itaru Chiba
＜2025年5月17日（土）～5月25日（日）世界卓球選手権ドーハ大会（個人戦）／カタール＞
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5月23日、女子シングルス準々決勝で張本美和（16=木下グループ／世界ランク6位）が王曼昱（26=中国／同2位）にゲームカウント0-4で敗退。メダル獲得はならなかった。
初出場のシングルスで見事ベスト8入りを果たした張本。準々決勝は2021年大会の女王と対戦。
過去5戦全敗の相手だが、今年4月の対戦ではフルゲームの接戦を繰り広げており、張本にも十分にチャンスはある。
第1ゲーム、相手の鋭いバックハンドに押されて8連続失点。ミドルを突いてもうまく処理され、得意のラリー戦もものにできず5-11で奪われる。
強気のチキータで得点を重ねた第2ゲーム。相手のストップも積極的に狙い打ち互角の展開になったが、相手の回転に押されて終盤にミスが続きゲームを奪い返すことができない。
第3ゲームは相手が持ち上げたボールを上からバックハンドで攻め返す展開。
9-9でも相手にチキータをさせて狙い打ったがオーバーミス。あと1本が奪えず、ゲームカウント0-3とあとがなくなる。
第4ゲームも相手の勢いは止まらず、カウンターを仕掛けても強い回転に押されてなかなか決めることができない。最後は張本のフォアフリックがネットにかかり、ストレートでの完敗。
昨日は女子ダブルスでメダル獲得を決めた張本だったがシングルスは準々決勝敗退。2つ目のメダルにはあと一歩届かなかった。
＜世界卓球ドーハ 女子シングルス準々決勝＞張本美和 0-4 王曼昱（中国）5-11/8-11/9-11/5-11
