【ハカセとNARIのときめくアート第52回】万博体験ルポ第3弾 事前予約なしで楽しめる?予約よりも大切なのは暑さ対策
大阪・関西万博にまたまたやって来たハカセとNARIの二人。今回は、パビリオンやイベントの事前予約ができないまま来てしまいました。はたして予約なしでも二人は万博を楽しむことができるのでしょうか?
帽子や日傘、折りたたみイス―暑さ対策は事前に万全に
大阪では連日厳しい暑さが続いています。真夏の万博で一番気をつけないといけないのが熱中症です。予防にはこまめな水分補給が必要です。直射日光から身を守るための帽子や日傘も忘れてはいけません。また、折りたたみイスがあると待ち時間の際にとても重宝しますので、少しかさばりますが、オススメアイテムです。
当日予約はまず当日登録端末で
この日のハカセとNARIは、西ゲート・朝9時の入場予約でした。しかし、荷物検査などで混み合うので、実際にゲートを通過したのは9時半頃。それでもこの時間帯は開場したばかりで入場者が多くないため、比較的当日予約が取りやすく、予約不要のパビリオンにも入りやすいと感じます。
当日予約は、入場後約10分後から可能で、当日登録端末を利用する方法と、自分のスマホから予約する方法があります。当日登録端末は行列ができていることが多いのですが、簡単な操作で予約が可能です。なお、当日予約は1つしか取れませんので、ご注意ください。
その日のイベントをチェック
パビリオンなどの予約が取れたら、公式ウェブサイト「今週の万博」のページの「イベントカレンダー」をチェックしましょう。その日のイベントが一覧になっています。EXPOアリーナやポップアップステージなど、予約なしでも参加できるイベントが、会場内のさまざまな場所で開催されていることがわかるはず。
この日はEXPOホール「シャインハット」で予約なしのコンサートが開かれるということで、ハカセとNARIも参加してみることにしました。 「シャインハット」は、万博会場のシンボル的建築のひとつで、黄金の大屋根がとても印象的。白い布地に包まれた内装も素晴らしく、建築を見るだけでも十分に楽しめます。
夜になると、ホールの壁面に世界中のクリエイターが制作したプロジェクションマッピング作品が上映(予約不要)されますので、こちらも要チェックですね。
意外と知られていない技 予約を消化すると新たな予約ができる!
当日予約したパビリオンの見学を終えたら、再び当日予約に挑戦です。当日予約を消化すると、次の予約が可能になるシステムなのです。つまり、一日により多くのパビリオンを見たいと思ったら、最初の予約はなるべく早い時間に取ることが重要になってきます。
再び当日予約に成功したハカセとNARIですが、偶然、海外パビリオンのコンサートに遭遇しました。
世界中のさまざまなジャンルのアーティストたちが万博に集まり、そこで表現し、また、作品を発表する場でもあることを実感する瞬間です。しかし、アーティストだけが自己表現をしているわけではありません。会場スタッフの素晴らしいパフォーマンスを目の当たりにすることもあります。
この暑さは正直つらい…けれどスタッフの頑張りやユーモアに胸アツ
ある厳しい暑さの日、コンサートを待つ長い列ができたことがありました。諸事情で開始時間が15分程度遅れることになり、列に並ぶ人たちの中に落胆した雰囲気が漂います。嫌な雰囲気のまま待つことになるのかと思ったその時、警備員のお兄さんがユーモアを交えて激励し、ドッと笑い声と拍手が巻き起こったのです。マイナスから一気にプラスの空気に変えた手腕にNARIも胸が熱くなり、拍手喝采でした。 こうしたスタッフ一人一人の熱い想いを感じることができるのも万博ならでは。来場者同士の助け合いの光景を見かけることもあります。パビリオンやイベントだけでない、さまざまな感動が生まれる場所。それが万博なのかもしれません。(漫画家・NARI)
◇第1弾 開幕直後 話題のイタリア・バチカンパビリオンも予約なしで並ばずに入れました
◇第2弾 壁も天井もないパビリオン!大阪・関西万博シグネチャーパビリオンの一つ「Better Co-Being」を体験してきました
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