【西武】反撃及ばず借金7 ソフトバンクに6連敗 今季初先発松本初回から打者一巡5失点 柳町にV打許す 長谷川の適時打で追い上げも
■プロ野球 西武 3-5 ソフトバンク(13日・ベルーナドーム) 西武はソフトバンクに敗れ、47勝54敗2分で借金は7となった。ソフトバンク戦は7月5日の試合(みずほPayPay)から6連敗となった。今季初先発の松本は初回から打者一巡の猛攻で5失点だった。柳町に先制打を許した。5回に長谷川、6回に渡部聖の適時打などで3点を返したものの及ばなかった。 スターティングメンバーには1番・外崎、2番・滝澤、3番・渡部聖、4番・ネビン、5番・村田、6番・デービス、7番・山村、8番・長谷川、9番・柘植が入った。1番には今季初めて外崎が入った。山村は7月21日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)以来のスターティングメンバーに入った。 先発は松本。今季一軍初登板となる。ファームではここまで14登板、12先発、4勝2敗、72回2/3、50奪三振、16四死球、防御率2.60のピッチングだった。一軍での登板は9月21日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来となる。 1回表、先頭の1番・ダウンズに四球を与える。2番・野村は中飛に打ち取るも、3番・近藤にはライトへのツーベースヒットを浴び、1死二・三塁のピンチを招く。4番・山川は四球で1死満塁となる。その後、5番・柳町にライトへのタイムリーヒットを浴び、1点を先制される。続く6番・牧原大にはライトへのタイムリーヒットを浴び、1点を先制され、0-2となる。7番・山本は見逃し三振に打ち取るも、8番・海野にはセンターへのタイムリーヒットを浴び、2点を追加され、0-4となる。その後、9番・佐藤直にはレフトへのタイムリーヒットを浴び、1点を追加され、0-5となる。 4回表、佐藤直は左安打で出塁を許す。ダウンズは中飛、野村は空振り三振に打ち取り、2死一塁とする。その後、一塁ランナーの佐藤直の二盗は阻止し、無失点に抑える。 5回表、1死から山川にレフトへのツーベースヒットを浴び、1死二塁のピンチを招く。しかし、柳町は遊直に打ち取り、飛び出した二塁ランナーをアウトに仕留め、無失点に抑える。松本はこの回で降板する。5回、94球、7被安打、4奪三振、3四死球、5失点のピッチングだった。 5回裏、1死からデービスがセンターへのツーベースヒットで出塁する。続く山村は四球で1死一・二塁のチャンスをつくる。続く長谷川はレフトへのタイムリーヒットを放ち、1点を先制する。1死一・二塁から炭谷は遊併打に倒れ、追加点はならなかった。 2番手は浜屋。2死から海野に左安打を許す。しかし、佐藤直は見逃し三振に倒れ、無失点に抑える。 6回裏、先頭の外崎が三安打で出塁する。続く滝澤は死球で無死一・二塁のチャンスをつくる。続く渡部聖は相手のミスも絡み、ファーストへのタイムリーヒットとなり、1点を返し、2-5とする。1死一・三塁からネビンの遊併打の間に1点を追加し、3-5と2点差に詰め寄る。 3番手は中村祐。2死から近藤に四球を与えるも、山川は空振り三振に打ち取る。 4番手は黒木。先頭の柳町に左安打を許す。牧原大は中飛に打ち取るも、川村には左安打を許す。しかし、海野は空振り三振、佐藤直は見逃し三振に打ち取り、無失点に抑える。 5番手は糸川。川瀬は一ゴロ、野村は空振り三振、近藤は捕ゴロに打ち取る。 9回裏、杉山から得点をあげられず、ゲームセット。