Unity Asset Storeにて3月31日より「中国発のアセット」が購入不可に。Unityの“中国とグローバル”棲み分け、さらに加速か

Unity Technologiesは3月3日、同社のUnity Asset Storeで販売されている中華圏のパブリッシャー製アセットの一部が購入できなくなると発表した。3月31日以降、該当アセットは購入不可となる。

UnityはUnity Technologiesが提供する汎用ゲームエンジン。同社の提供するUnity Asset Storeではパブリッシャーや開発者が提供する多様なアセットが販売されており、それらのアセットをゲーム開発に組み込むことができる。

Unity Technologiesは3月3日に公式ユーザーフォーラム「Unity Discussions」にて本件を告知。その後、当該アセットを所持するUnityユーザーにもメールアドレス宛てに通知メールを送付している。

同社によると、香港およびマカオを含む中華圏パブリッシャーに関する地域ライセンス・配信・コンプライアンスポリシーの更新に伴い、これら地域を拠点とするパブリッシャーのアセットは2026年3月31日以降、グローバル版Asset Storeから購入できなくなるという。また同日以降、該当パブリッシャーはグローバル版Asset Store経由でのアップデートおよびサポートを提供できなくなる。影響を受けるアセットおよびパブリッシャーは、同社提供のPDFから確認可能だ。

なおすでに購入済みのアセットは引き続きアカウントに保持され、ユーザーのアセットリストからダウンロードして利用可能だという。さらにこれらに該当するアセットを過去6か月以内に購入していた場合、払い戻しを受けることができるとのこと。

ちなみに中国市場におけるUnityの展開は地域合弁会社であるUnity Chinaが担っている。2024年からは、中国市場のニーズにより最適化された独自仕様のエンジン「团结引擎」がグローバル版のUnityに代わって提供されている(関連記事)。今回の発表を見るに、Asset Storeにおいても地域別運用が強まる可能性もうかがえる。それぞれのUnity製作品の独自化が一層進んでいくことも予想されるところだろう。

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