【日本ハム】今季9度目のサヨナラ勝ち!西武戦連敗3でストップ 11回清宮幸がV打 レイエス2戦連発30号 今川2号&石井5号
■プロ野球 日本ハム5×ー4西武 延長11回(13日 エスコンF) 日本ハムは西武にサヨナラ勝ちを収め、西武戦の連敗を3で止めた。 4ー4で迎えた11回裏、相手7番手・山田がマウンドに上がる。1死から矢澤、山縣が連続四球、レイエスが左安打で1死満塁とする。続く奈良間は一邪飛も、清宮幸がセンター前にサヨナラ適時打を放った。7番手・杉浦が2勝目を挙げた。 打線は初回、レイエスが30号を放ち先制する。その後も3回に今川が2号ソロ、4回には石井が5号2ランを放ちリードを広げた。先発・加藤貴は6回途中2失点で降板。その後は玉井、田中、齋藤と無失点で継投する。しかし2点リードで迎えた9回、5番手・上原が滝澤に同点適時打を浴び、延長戦に突入していた。 打線は1番ライト・水谷、2番センター・今川、3番DH・レイエス、4番サード・郡司、5番ファースト・清宮幸、6番レフト・野村、7番キャッチャー・田宮、8番セカンド・石井、9番ショート・水野のスタメンを組んだ。 先発は加藤貴。前回登板の6日・オリックス戦は5回1失点で勝ち負けつかず。今季は18試合に先発し、8勝6敗、防御率3.23。 1回表、加藤貴は3者凡退に抑える立ち上がり。 1回裏、相手先発・渡邉からレイエスがライトスタンドへ30号ソロを放ち、先制する。郡司が四球、清宮が左安打で2死一、二塁とするが、野村は三ゴロに抑えられた。 2回表、先頭のネビンに右安打を打たれるが、渡部聖を遊ゴロ、平沼を見逃し三振、セデーニョを三ゴロに打ち取った。 3回裏、先頭の今川がライトスタンドへ2号ソロを放ち、リードを2点に広げた。 4回表、外崎にレフトスタンドへ5号ソロを打たれ、1点を返される。2死から渡部聖に右安打を許すものの平沼を一ゴロに抑えた。 その裏、先頭の野村が源田の失策で出塁。1死一塁となり、石井がライトスタンドへ5号2ランを放った。リードを3点とした。 6回表、先頭の西川に右線三塁打を打たれる。続く滝澤の遊ゴロの間に1点を返されると、加藤貴は降板。2番手・玉井が外崎、ネビンを三ゴロに抑え、3アウト。 7回表、3番手・田中が先頭の渡部聖に四球を与える。平沼、セデーニョを連続三振も古賀悠に四球、代打・山村は水野の失策で2死満塁のピンチを招く。それでも西川を空振り三振に抑え無失点。 8回裏、相手4番手・青山から清宮が四球で出塁。田宮も四球で1死一、二塁とするが、石井は中飛、松本剛は右飛で無得点に終わった。 9回表、5番手・上原が先頭の渡部聖に右安打、長谷川に遊安打を打たれる。古賀悠に四球を与え1死満塁となると、山村のニゴロの間に1点を返される。西川に死球で2死満塁となると、滝澤に適時左安打を打たれ同点に追いつかれる。ここで登板した6番手・金村は外崎を左飛に抑え、勝ち越しは許さず。 同点で迎えた9回裏、相手5番手・甲斐野から先頭の矢澤が四球で出塁。山縣が犠打、レイエスは申告敬遠で1死一、二塁となる。しかし奈良間は空振り三振、清宮は中飛に倒れた。 10回表、2イニング目の金村は先頭のネビンに四球を与えるが、渡部聖を遊ゴロ、長谷川を右飛、セデーニョを遊ゴロに抑えた。 11回表、7番手・杉浦が古賀悠を一邪飛、仲田の一ゴロを清宮が後逸するが、続く西川をニゴロ併殺打に抑えた。 11回裏、相手7番手・山田がマウンドに上がる。1死満塁から奈良間がサヨナラ打を放ち、ゲームセット。