【独自】「そんなに慣れた方じゃないのかな」防犯カメラの目の前で…無人販売店料金箱“まるごと”ドロボー 福祉施設への“賃金”も被害に 茨城・水戸市
1月、茨城・水戸市の無人販売店で発生した窃盗事件。防犯カメラに映っていたのは、売上金が入った料金箱をわしづかみし、丸ごと盗み取っていく犯行の一部始終だった。
袋を持ち込むなど一見手慣れたような犯行にも見えるが、料金箱の目の前には目線ほどの高さに防犯カメラが設置されていて、盗まれた店のオーナーは「そんなに慣れた方じゃないのかな」と推測する。
料金箱“まるごと”盗むドロボー
ニンジン、ブロッコリー、ネギなど新鮮な野菜がずらりと並んだ茨城県の無人販売店でカメラが捉えたのは、売上金が入った料金箱をわしづかみし、丸ごと盗み取っていく泥棒の姿だった。
この記事の画像(30枚)店のオーナー: まるごと剥がされて、力ずくで壊されて、ひどい。
棚に両面テープで固定されていた料金箱を力ずくで取り外し袋の中へと入れた茨城・水戸市の無人販売店で1月21日午後6時過ぎに発生した窃盗事件。
1人の男が店に入るやいなや、料金箱をつかんだ次の瞬間、「取り外せる」と確信したのか、どこからともなく袋を取り出すと、棚に両面テープで固定されていた料金箱を力ずくで取り外し、袋の中へと入れた。
その後、男は料金箱ごと売上金を丸ごと盗むと、現れてから、わずか25秒で立ち去っていった。
一見手慣れたようにも…犯人の様子は?
犯行時には袋を持ち込むなど計画性もうかがえ、一見手慣れたようにも見えるが、料金箱の目の前には目線ほどの高さに防犯カメラが設置されていたのだ。
店のオーナー: 全部顔映ってますからね。そんなに慣れた方じゃないのかな。
店では地元の福祉施設の利用者が育てた野菜も販売していて、売り上げの約4割を施設の賃金に充てているという。
今回、被害額は約3000円だというが、店のオーナーは「関わってくださっている方々もたくさんいますので、そういうものを踏みにじるのは許せない」と話す。
オーナーは警察に被害届を提出しているという。 (「イット!」2月4日放送より)
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