【広島】新井監督「大事を取って」激突のファビアンは「顔面部打撲」試合中に病院へ/一問一答
◆JERAセ・リーグ 広島2―5阪神(30日・マツダスタジアム)
広島は、守備の乱れで勝ち越しを許し、首位・阪神に痛い1敗を喫した。1点リードから同点に追い付かれた5回2死一、三塁、森下の浅い左前の飛球を追った左翼・ファビアン、遊撃・矢野が激突。ボールがこぼれた間に走者2人の生還(記録は遊失)を許した。ファビアンは6回に打席に立ったが、7回の守備から交代。広島市内の病院で「顔面部打撲」と診断された。31日以降の出場は、状態を見ての判断となる。先発・森下は、自責1の8回3失点で5敗目。4月18日の阪神戦(甲子園)で3勝目を手にして以降、6戦白星なしとなった。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
新井監督
―森下投手について
「球数的にもいけたし、打ち取った当たりがああいう形になったんで本人も悔しいと思うので(行けるところまで)いきなさいということでいかせた」
―5回にファビアンと矢野が交錯したプレーについて
「結構(打球が)高く上がったいたし、誰も責めることはできないよね、あそこは」
―ファビアンは7回の守備から交代
「大事を取って、ということ」
―病院で検査か
「一応。大事を取って病院に行って、という感じ」
―あす以降は
「分からない。いま病院行っているわけだから。これは、あくまで大事を取ってということだから。本人は『全然大丈夫。問題ない』ということだったんだけど、大事を取って」
―今季4度目の対戦だった阪神・村上投手から先取点を奪ったが
「いい形でモンティーのあれ(2回に中越えの適時二塁打)で先制して、最後も(9回の適時打)。最後まで諦めることなくというのが見えたので、またあした、しっかり頑張りたいと思います」