フジテレビ 港氏と大多氏に50億円請求 中居正広氏を訴えられない事情
【芸能 覆面座談会】厳しい暑さが続く日本列島。芸能界の気になるニュースの裏側にいつもの覆面メンバーが迫ります。 リポーター 中居正広氏の「性暴力」を巡る一連の問題で、フジテレビが港浩一前社長と大多亮元専務に50億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。 ワイドデスク 驚いたのがその金額。訴状に添付する印紙代だけで1100万円もかかるんだって。 スポニチ本紙デスク いくらフジの役員だったとはいえ、とても個人が払える金額じゃない。企業の役員は損害賠償責任を負った場合に備えて専用の保険に加入しているケースも多いけれど、2人が入っているかは不明。もし払えなかった場合は、自己破産ということも考えられる。 週刊誌記者 一連の問題が原因でフジが6月末までに被った損害額は総額450億円超。その金額からすれば50億円という請求額は決して少なくない。いまだ完全には戻ってきていないスポンサーに対して、フジが生まれ変わったことをアピールする狙いもあるんじゃないかな。 リポーター でも問題の当事者である中居氏を訴えなかったのはなんでだろう。 本紙デスク フジとしては訴えたくても訴えられない事情があったようだ。中居氏と裁判になったら、一連の問題について改めて法廷で事実を明らかにしていくことになる。フジは被害にあった元アナウンサーの女性と、その人権やプライバシーを守ることを約束しているから、中居氏との裁判は避けざるを得なかったんだ。 ワイドデスク フジの清水賢治社長は中居氏への訴訟の可能性について「全ての選択肢を残している状態」と否定はしていなかったけど、社としては慎重に判断をしたということなんだね。 本紙デスク ただ一方で、港氏と大多氏が中居氏を提訴する可能性を指摘する関係者はいる。2人は第三者委員会が指摘するフジの「あしき慣習」をつくり出した当事者ではあるものの、問題を起こした中居氏に対して怒りの感情を抱いていることは間違いない。 週刊誌記者 その中居氏は今、人目を避けて静かに生活をしている。ただ、自宅に完全にこもりきりというわけじゃなくて、一部の親しい知人と会ったり連絡を取ったりはしているようだよ。
リポーター YouTubeなどを通じた動画配信での復帰を模索しているとの一部報道もあった。今は収入がゼロの状態だろうし、もしかしたら今後何らかの動きがあるかもしれないね。