トランプ氏、バイデン氏直筆手紙の内容公開 伝統の就任はなむけ

トランプ米大統領(写真左)は21日、バイデン前大統領(同右)が就任式の伝統に倣い、大統領執務室の机に「素敵な」直筆の手紙を残してくれたと述べ、その内容を明らかにした。 20日撮影(2025年 ロイター/SAUL LOEB)

[21日 ロイター] - トランプ米大統領は21日、バイデン前大統領が就任式の伝統に倣い、大統領執務室の机に「素敵な」直筆の手紙を残してくれたと述べ、その内容を明らかにした。

トランプ氏は記者団に「手紙には『第47代へ』と書かれていた」とし、「とても素敵で、基本的にはややインスピレーションを与える内容だった。楽しんで。頑張って。この仕事がいかに重要かと書かれていた」と説明した。

トランプ氏も2021年1月にバイデン氏が就任した際、同氏に手紙を残した。バイデン氏は「とても思いやりある」手紙だったと述べたが、公開はしなかった。

次期大統領に手紙を残す伝統は、レーガン元大統領が1989年に後継者のブッシュ(父)氏に宛てて記してから続いている。

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