恐怖!? 「ノーブレーキでクルマが衝突・大破」 NEXCOが衝撃映像、投稿! なぜ「運転中眠くなる?」 GW渋滞中にすぐ出来る「対策」とは
全国各地の高速道路で事故が発生している2025年のGW(ゴールデンウィーク)。事故の原因のひとつに「居眠り運転」が挙げられますが、なぜ運転中に突然眠くなるのでしょうか。また対策方法はるのでしょうか。
そこのアナタ…眠くなってない? すぐ出来る「眠気対策」とは
2025年のGW(ゴールデンウィーク)。日本全国の観光地では大変な賑わいを見せていますが、同時に各地の高速道路でも長い渋滞も発生しています。
渋滞の要因には様々なものが挙げられますが、なかでも事故渋滞は規模によっては解消するまでに時間がかかるものも。
高速道路の事故原因でなかでも「前方不注意(脇見、漫然、居眠り運転など)による追突事故が最も多いです。
そんななか、NEXCO中日本 東京支社の公式SNSでは、居眠り事故の様子を公開しています。
NEXCO中日本が投稿している動画では、夜間に走行中のクルマが居眠り運転により分岐の中央部に衝撃、緩衝用のタンクと共に派手に舞い、大破している様子が映されています。
これは過去に発生した居眠り運転による事故の映像で、NEXCO中日本では「居眠り運転の注意喚起」として公開。
なおNEXCO中日本によれば、高速道路での運転など動作が少ない環境では睡眠不足でなくても、2時間ごとに眠気がやってくるといいます。
なかでも午前2時から4時、午後2時から4時が最も眠くなるというデータも。
この運転中に突然強烈な睡魔に襲われることを俗に「高速道路催眠現象」と呼びます。
これは、長時間同じ姿勢で運転し続けることによる脳の覚醒度低下が原因とされています。
もし、運転中に眠気や疲れを感じたら最寄りのSA・PAなどで休憩・仮眠をするようにしましょう。
カフェインをとって10分から20分間ほど仮眠すると効果的です。
また最寄りにSA・PAがない場合では、運転中の眠気対策を講じましょう。
運転中に出来る対策として、簡単に出来るものは「大声で歌を歌う」、「口を大きく動かす」といった動きが脳を活性化させることで、眠気を和らげます。
そのため、ガムなど噛み応えのあるものを食べると顎や頬を動かすことに繋がります。
全国各地を走る長距離トラックのドライバーは「ガムよりも1番良いのは『スルメ』ですが、すぐに買えないこともあるので、そうした場合は『じゃかりこ』など固くで噛むものが良いです」と話しています。
また刺激を与えるという意味では、眠気覚ましに効果があるツボ押しも試してみる価値はあります。
眠気覚ましのツボは身体中にありますが、即効性があるとされるのが「中指の爪の生え際にある『中衝(ちゅうしょう)』」です。
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前述のように運転中の眠気は突然やってきます。そのため、休憩を含めたルートの計画や、眠気対策のグッズの用意など事前に準備しておくことも大切です。