iPhoneユーザーのスマホ2台持ちに“サブのAndroid”を勧める理由 用途やメリット、おすすめ機種を解説
2台目のスマホにAndroidを選ぶ場合、ここまでに紹介したように連絡先を分けたりバックアップにできたり、特定の用途に特化した機種を選べたりとメリットは多い。だが、実際に2台目としてAndroidスマホを選ぶのであれば、どんな機種を選べばいいのだろうか。 Androidスマホはとにかく種類が多い。「安く2台目を持ちたい」「連絡手段として使えれば十分」と考えたときには「エントリーモデル」を選ぶといいだろう。価格帯は2~3万円台で、昔と違って安くても大容量バッテリーを搭載していたり、急速充電に対応するなど機能面も充実している。 具体的な機種名を挙げると、Xiaomiの「Redmi 14C」やモトローラの「moto g」シリーズ、国内メーカーだとFCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ)の「arrows We2」などは2台目のスマホにAndroidを選ぶのであればオススメだ。 そして、機能的な部分でiPhoneにないものを2台目のAndroidスマホに求めるのであれば「フォルダブルスマホ」を検討してもいいだろう。 フィーチャーフォンのように縦に折りたたむタイプであればコンパクトに持ち運べるため、スマホの2台持ちをしてもかさばりづらい。 横に折りたたむタイプは開くと7~8型のタブレットサイズになるため、タブレットの代わりにもなるし、例えば仕事の連絡用に2台目を使うのであれば、共有された資料などを見やすいというメリットもある。 安価なフォルダブルスマホとして、ワイモバイルが取り扱う「Libero Flip」やモトローラの「moto razr 50s」、価格は高いが機能性や画面の大きさが売りの「Galaxy Z Foldシリーズ」あたりを検討するといいだろう。 最後に特定機能に特化した機種だが、ライカ監修の本格的な撮影機能が売りのXiaomiの「Xiaomi 15」シリーズや、シャープの「AQUOS R9 pro」がオススメだ。 ゲームに特化したゲーミングスマホであれば、ASUSの「ROG Phoneシリーズ」など、性能や拡張性、冷却機構にこだわった機種を検討するといい。 またメリットの項で書いたように、電子マネー決済のキャンペーンなどAndroid向けのキャンペーンを利用したい場合は「おサイフケータイ対応」の機種を選ぶことも忘れないようにしよう。
ここまでに解説したように、2台目のスマホを持つメリットは意外にも多い。コストについてはAndroidスマホの本体代を除くと通話プランや月間のデータ通信量にもよるが、最安のプランでは1000円を下回るため、毎月のコスト増もそこまで大きくない。 キャンペーンなども駆使すれば、機種代金もエントリーモデルであれば1万円以下で購入できることも多いため、もし2台目にAndroidスマホを検討している場合、一度販売店に足を運んでみてはどうだろうか。
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