カナダ外相、米の関税回避に向け同盟国と協議へ
1月27日、カナダのジョリー外相(写真)はトランプ米大統領が導入を表明している関税を回避するため、近く同盟国の外相と協議する予定だと明らかにした。モンテベロで20日撮影(2025年 ロイター/Blair Gable)
[オタワ 27日 ロイター] - カナダのジョリー外相は27日、トランプ米大統領が導入を表明している関税を回避するため、近く同盟国の外相と協議する予定だと明らかにした。
ジョリー氏は閣僚委員会の会合後、記者団に対し、英国、メキシコ、欧州連合(EU)加盟27カ国の一部の外相らと会談する予定だとした上で、「この問題を巡り欧州諸国や英国と協力するにあたっては、極めて現実的である必要がある」と言明。
関税が賦課された場合は対抗措置を取るとの考えを改めて示し、今週にもワシントンを訪問し、ルビオ米国務長官を含む当局者らと協議する予定だと述べた。
トランプ氏は20日、カナダからの輸入品に25%の関税を2月1日に課すことを検討していると述べた。 もっと見る
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