【一問一答】郡司裕也 4番復帰で大暴れ 新庄監督から褒め言葉も「ここでは言えない。ピーが入りそうなので(笑)」
■2025 パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルS第3戦 日本ハム6-0ソフトバンク(10月17日、みずほペイペイドーム)
日本ハムの郡司裕也捕手(27)が大暴れし、希望をつなぐ1勝をたぐり寄せた。2試合続けて無安打だったが、一回に先制犠飛を放つと、七回2死満塁で走者一掃の中越え二塁打。2安打4打点で2試合ぶりの4番起用に応えた。試合後の一問一答は以下の通り。
―4番でいい働きをした 「きのう、打てやと(笑)。きょう打てなかったら切腹ぐらいの覚悟で。チャンスが来ますね、僕に」
―一回の先制犠飛が大きかった 「いきなりチャンスが来たかと思ったんですけど、配球もいろんな読みを考えながら冷静に打てたかなと思います」
一回1死一、三塁、先制の右犠飛を放った郡司(右)―きのうまでとアプローチを変えた部分はあるか 「それは企業秘密ですね(笑)」
―犠牲フライという形で結果が出て、楽になったか 「ちょっとホッとはしましたね」
一回1死一、三塁、郡司(左)が先制の右犠飛を放ち、チームメートとハイタッチを交わす=撮影・井上浩明―4番起用に応えた
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「きょうは正直、外されるかなと思ったんですけど、きのうの夜、ボスからDMが来まして『今年は郡司がいなかったら―』という言葉をあらためて言ってもらったので。覚悟を持って受け止めて、意気に感じて試合に挑みました」
一回1死一、三塁、郡司の犠飛で先制し、拳を突き上げる新庄監督(中央)=撮影・宮永春希―七回に走者一掃の二塁打。感触は 「捉えてはいましたけど、(周東)佑京さんなら届くだろうなと思って走っていたら、抜けてくれたので、ホッとはしました」
―気持ちが乗ってくる一打に 「どんな形であれ、野球選手はHランプがともれば変わってくるので、あした以降につながるかなと思います」
七回2死満塁、走者一掃の3点二塁打を放つ郡司―チームの雰囲気は変わりそうか 「雰囲気はずっといいですし、タイムリーがずっと出ていなかったですけど、こうやって打つことができたので、これをきっかけに一気にいけたら。ホークスも余裕があるとはいえ、プレッシャーはあると思うので、なんとかビジターですし、攻めの姿勢を続けられたら」
―打った後、新庄監督に何か声をかけられたか 「ありましたけど、ここでは言えないです。ちょっとピーが入りそうなので(笑)」
―ねぎらいの言葉だったのか 「ねぎらいというか、お笑いというか…ちょっとピーが入ります」
―うれしい言葉だったか 「うれしい? まあまあ、冗談も多く(交えて)しゃべってくれるので…ちょっともう、しゃべれないです(笑)」
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