【一問一答】郡司裕也 4番復帰で大暴れ 新庄監督から褒め言葉も「ここでは言えない。ピーが入りそうなので(笑)」

2025/10/17 22:50 NEW
七回2死満塁、走者一掃の3点二塁打を放ち、ガッツポーズを見せる郡司=撮影・松本奈央

■2025  パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルS第3戦 日本ハム6-0ソフトバンク(10月17日、みずほペイペイドーム)

 日本ハムの郡司裕也捕手(27)が大暴れし、希望をつなぐ1勝をたぐり寄せた。2試合続けて無安打だったが、一回に先制犠飛を放つと、七回2死満塁で走者一掃の中越え二塁打。2安打4打点で2試合ぶりの4番起用に応えた。試合後の一問一答は以下の通り。

【ファイターズの最新記事はコチラ】

―4番でいい働きをした 「きのう、打てやと(笑)。きょう打てなかったら切腹ぐらいの覚悟で。チャンスが来ますね、僕に」

―一回の先制犠飛が大きかった 「いきなりチャンスが来たかと思ったんですけど、配球もいろんな読みを考えながら冷静に打てたかなと思います」

一回1死一、三塁、先制の右犠飛を放った郡司(右)

―きのうまでとアプローチを変えた部分はあるか 「それは企業秘密ですね(笑)」

―犠牲フライという形で結果が出て、楽になったか 「ちょっとホッとはしましたね」

一回1死一、三塁、郡司(左)が先制の右犠飛を放ち、チームメートとハイタッチを交わす=撮影・井上浩明

―4番起用に応えた

有料プランに申し込む

オリジナル記事・写真が読み放題

「きょうは正直、外されるかなと思ったんですけど、きのうの夜、ボスからDMが来まして『今年は郡司がいなかったら―』という言葉をあらためて言ってもらったので。覚悟を持って受け止めて、意気に感じて試合に挑みました」

一回1死一、三塁、郡司の犠飛で先制し、拳を突き上げる新庄監督(中央)=撮影・宮永春希

―七回に走者一掃の二塁打。感触は 「捉えてはいましたけど、(周東)佑京さんなら届くだろうなと思って走っていたら、抜けてくれたので、ホッとはしました」

―気持ちが乗ってくる一打に 「どんな形であれ、野球選手はHランプがともれば変わってくるので、あした以降につながるかなと思います」

七回2死満塁、走者一掃の3点二塁打を放つ郡司

―チームの雰囲気は変わりそうか 「雰囲気はずっといいですし、タイムリーがずっと出ていなかったですけど、こうやって打つことができたので、これをきっかけに一気にいけたら。ホークスも余裕があるとはいえ、プレッシャーはあると思うので、なんとかビジターですし、攻めの姿勢を続けられたら」

―打った後、新庄監督に何か声をかけられたか 「ありましたけど、ここでは言えないです。ちょっとピーが入りそうなので(笑)」

―ねぎらいの言葉だったのか 「ねぎらいというか、お笑いというか…ちょっとピーが入ります」

―うれしい言葉だったか 「うれしい? まあまあ、冗談も多く(交えて)しゃべってくれるので…ちょっともう、しゃべれないです(笑)」


Page 2

Copyright © The Hokkaido Shimbun Press.

関連記事: