「とんねるず」石橋貴明、パーソナリティー「GATE7」最終回…リスナーへ闘病生活を明かす「回復にむけ必要な治療のステップに時間を要しています」…レギュラー番組なくなる

 「とんねるず」石橋貴明がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「GATE7」(日曜・午前7時)が29日、最終回を迎えた。

 石橋がパーソナリティーを務める同番組は、2021年4月から放送。毎週、元プロ野球選手らをゲストに招き、メジャーリーグ、プロ野球など野球界の旬な話題をトークしてきた。

 しかし石橋が今年4月に食道がんを患ったことを報告し、芸能活動を休止。4月13日放送からは元プロ野球選手の五十嵐亮太氏が代役を務めてきた。番組も「石橋貴明のGATE7」から「GATE7」へ番組名を変更したほか、番組公式サイトからスポンサーの「スポーツブル」の名前が消えていた。

 食道がん公表後には、咽頭がんを併発していたことも発表。フジテレビ女性社員へのセクハラを週刊文春に報じられたが、同社広報は終了理由について「病気療養のため」と強調した。同番組の最終回で石橋は、テレビ、ラジオのレギュラー番組はすべてなくなった。

 最終回のゲストは、石橋の相方の木梨憲武が出演した。木梨は五十嵐氏に紹介されると「これ日曜日だっけ?」と聞くと「とんねるずの小っちゃい方担当で。一員だからいったん、休憩になるって聞いたから。ラスト五十嵐に会いにね」と笑わせていた。

 石橋は、リスナーへメッセージを寄せた。以下の言葉を五十嵐氏が代読した。

 「GATE7をお聞きのみなさま、おはようございます。石橋貴明です。

 残念ながら本日で最終回となってしまいました。

 本来であればスタジオに直接、伺わせていただきたいところなんですけれども、私の体調の都合により、このような形になり申し訳ございません。

 番組の方は本当にたくさんのゲストの方に来ていただき大変、楽しい時間を過ごさせていただきました。

 リスナーのみなさま、スポンサーのみなさま、TBSラジオのみなさま、そして、忙しい中代役を務めてくれた五十嵐様、本当にありがとうございました。

 そして現在、私の体調についてですが、まだ少し時間がかかりそうです。回復にむけて必要な治療のステップに時間を要しております。早く元気になってまた番組ができればと思っています。

 このたびはご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

 それでは、約4年間でしたが、番組をお聴きいただきありがとうございました。

 頑張って病気を治します。またどこかでお会いしましょう。魂」

 来週からは、タレントのカンニング竹山とフリーアナウンサーの神田愛花がパーソナリティーを務める「タムラ製作所present カンニング竹山・神田愛花 100年ラヂオ商会」が放送される。木梨は新番組でも初回ゲストとして出演する。

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