駅伝365:11秒差で全日本予選敗退の東洋大酒井監督「もう一度、1秒をけずりだせ」
全日本大学駅伝(11月2日、愛知・熱田神宮―三重・伊勢神宮)の関東地区選考会が24日、神奈川・レモンガススタジアム平塚で行われ、東洋大が8位で敗退し、本大会の連続出場が「17」で止まった。
選考会は1万メートルを1校各8人が4組に分かれて走り、合計タイムで上位7校が本大会に出場する。
7位の日体大とは、わずか11秒36の差だった。
東洋大の酒井俊幸監督は、チームスピリッツの「その1秒をけずりだせ」を改めて思い起こしたという。レース後のコメントは次の通り。【岩壁峻】
「チーム全員でしっかり受け止める」
<厳しいレースになりました>
そうですね、やはりミスが出ると……。留学生もいないチームですから。
そこが敗因かなと思いますし、起用したかった選手を起用できなかったところの差かなとも思います。
(メンバー外の)宮崎(優選手)は冬季しっかり練習できたんですけども、股関節の痛みがどうしても癒えなかったものですから。
まだ1万メートルのトレーニングまで追いつかなかったので。
そういったことでベストメンバーがそろわなかった。
あとはやはり、冬季に体調不良が……。インフルエンザとかそういったものでトレーニングが思うようにできなかった。
冬(の鍛錬)が抜けて、全日本大学駅伝(選考会)が(例年より)1カ月早まった分、今回に影響したかなと思っています。
<選考会が1カ月早まった影響は>
花粉症だったり、インフルエンザだったりで。
本来は例年より早く、3月末ぐらいから1万メートル(のレースに)に出られるぐらいのビジョンで考えていたんですけども、なかなか想定通り行かなかった。
どのチームもしっかりやっていますし、ミスで紙一重の差が出たのかなと思います。
<3組を終えて、7位の日体大と約7秒差でした。どのような指示を出したのでしょうか>
競っている日本体育大学さんや(3組を終えて5位の)中央学院大学さん、この2校をしっかりマークして先着してほしいということは伝えましたが……。
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