米、イラン関連で追加制裁 ホルムズ海峡の「収益化」阻止狙う
2026年7月16日、オマーンのムサンダムから望むホルムズ海峡を航行する船舶。 REUTERS/Stringer/File Photo
Andrea Shalal Daphne Psaledakis[ワシントン 29日 ロイター] - 米国は29日、イラン関連の追加制裁を発表した。米財務省のウェブサイトに掲載された告知によると、イランがホルムズ海峡を「収益化」しようとする動きを阻止することを目的とし、10団体とタンカー8隻を制裁対象に指定した。対象となった団体のうち6団体は中国を拠点としている。財務省によると、ペルシャ湾岸海洋保険(Persian Gulf Marine Insurance Co)とホルムズセーフ・マリン・サービス(HormuzSafe Marine Services Authority)は、各種保険の提供を通じ、ホルムズ海峡を通過する船舶からデジタル資産などの収入を得るイランの計画に不可欠な存在だった。制裁発表は、トランプ米大統領が29日にFOXニュースのインタビューで、イランを「激しく攻撃するつもりだ」と述べる中で行われた。ベセント財務長官は「米国は、イランが世界の商取引を人質に取ることや、国際海運を利用してイスラム革命防衛隊(IRGC)の資金を賄うことを許さない」と述べた。
米は2026年初め以降、イランの「影の船団」に関連する100隻超の船舶を制裁対象としてきた。この船団は、国際的な制裁にもかかわらず石油収入を維持するために利用されてきた。