IBM、5年間で米国に1500億ドル投資へ-メインフレーム製造などで
Brody Ford
The IBM booth during the RSA Conference in San Francisco. Photographer: David Paul Morris/Bloomberg
米IBMは今後5年間で米国に1500億ドル(約21兆5000億円)を投資する計画を発表した。この投資には、研究開発のほか、メインフレームおよび量子コンピューターの製造に関する資金が含まれる。
IBMは28日の発表文で、この投資の目的は経済を活性化し、「グローバルなコンピューティング分野のリーダーとしての役割を加速することだ」と説明した。
トランプ米大統領の返り咲き以来、アップルからイーライ・リリーに至る数多くの企業が米国での製造拠点強化に数十億ドルを投じる計画を発表している。これらの計画の多くは選挙前から既に進行中か、過去の支出傾向と一致している。
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IBMのアービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は「当社は114年前の設立以来、米国での雇用と製造に焦点を当ててきた。今回の投資と製造へのコミットメントにより、IBMが世界最先端のコンピューティングと人工知能(AI)技術の拠点であり続けることを確かにする」と表明した。
原題:IBM Plans to Invest $150 Billion in US Over Next Five Years(抜粋)
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