永野芽郁が降板した大河ドラマ、それでも批判の声やまない“不倫騒動”とは別の理由「キャラごと不要」(週刊女性PRIME)

 “理由”は公表されていないが、田中圭との不倫疑惑の影響によるものだろう。 「NHK大河における“不倫降板”は、過去には'17年に斉藤由貴さん。翌年に放送を控えていた『西郷どん』の出演を辞退、降板しています」  斉藤の代役を務めたのは南野陽子だった。 「急きょ出演となった南野さんは、撮影までの準備期間が1か月しかありませんでした。『豊臣兄弟!』は6月に撮影スタートなので、代役に与えられる時間はひと月もないでしょう」(制作会社関係者)  永野の代役は、白石聖が務めると報じられている。 「ただ、ネットの一部では“代役はいらない”“キャラごとなかったことにしたほうが”という意見も少なくない。理由は永野さんの不倫騒動ではありません」(芸能プロ関係者、以下同)  永野不要の理由は……。 「『直』は、史実には存在しないドラマのオリジナルキャラクター。大河におけるオリキャラが担うのは、“恋愛要素”の注入。これに尽きますね」

 今回の「直」もプロフィールを読む限り、その役回り。 「“夫を支えた妻”など、史実にある存在や関係性、そこで生まれた恋愛であれば納得する人も多く、ドラマとして推し要素になるかもしれませんが、史実にないオリキャラでは、“どうでもいい役”になることが多い。 『真田丸』の長澤まさみさん、『麒麟がくる』の門脇麦さんがそのようなオリキャラを演じていますが、2人のような人気・実力派の女優でも酷評されていました。それをまた繰り返すのか……」 《永野芽郁のキャラそもそもいらないでしょ。豊臣兄弟の話多くしてよ》 《大河なんてそんな無理矢理恋愛要素入れなくても》 《時代物でも恋愛を入れとけば、女性が釣れるとでも制作側は思ってんの?》 「恋愛要素は確かにウケる要素でもありますが、あまりに多いと邪魔だと感じる視聴者も。史実にないキャラであれば、その恋愛が全体のストーリーに大きく関わることはない。ただ、そういったシーンの撮影は安上がりで済みます。  逆に本格的な合戦シーンなどは大勢のエキストラも含めてお金がかかる。最近はNHKでもお金をかけられないのか、ショボい合戦シーンも少なくないので……」  永野が演じる予定だった直は《乱世に翻弄される悲劇のヒロイン》。自らの行いが発端になった現状に翻弄されている彼女は今、何を思う─。

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