【広島】15日に今季初の対外試合“開幕投手”は2年目・常広 シーズン開幕は…新井監督/一問一答
広島は13日、沖縄2次キャンプをスタートさせた。初日は雨に見舞われ、主に室内練習場を使って行われた。15日の練習試合・ヤクルト戦(浦添)から対外試合がスタートする。その“開幕投手”は、2年目のドラ1右腕・常広羽也斗が務める。新井監督は「今日もブルペンですごくいいボールがきていた。対外試合で見るのが楽しみ」と、期待を込めた。
シーズン開幕投手について、指揮官は日南キャンプから一貫して「塹江」と、昨季53登板のリリーフ左腕の名前を挙げ続けてきた。改めて問われると「沖縄に来ても、塹江」と答えた。今後、変更の可能性については「それはあると思うね。今のところ正式決定してるけど、もしかしたら何かトラブルがね。私の気が変わったりすることも大いにあり得ます」と、笑みを浮かべた。
新井貴浩監督の練習後の主な一問一答は以下。
―沖縄初日
「引き続きよく振れてるんじゃないかなと。やっぱり気温も上がったので。ブルペンも、さらに腕が振れてるピッチャーが多かった」
―今後は対外試合が増えていく
「やっぱり、いいものを見せてくれた選手がどんどん残っていく。開幕に近付いていって、そういう形になる。特に若い選手は野手も投手もそうだけど、今はフォーム固めとか、スイング固めの時期だけど、対外試合になると、打者と投手の戦い。投手だったら相手打者の反応、打者だったら相手が投げるボールに対しての反応を見ていきたい」
―日南キャンプでは開幕投手は塹江投手の名前を挙げていた
「沖縄に来ても、塹江」
―今後、変わる可能性は
「それはあると思うね。それはある。今のところ正式決定してるけど、もしかしたら何かトラブルが。私の気が変わったりすることも大いにあり得ます」
―15日から対外試合、初戦は常広投手が先発。“開幕”に指名したのは期待の表れか
「もちろん、それもあると思います。去年は、フィジカル的なことがあって、抑えさせていた。彼にとっては今年は初めてのキャンプみたいなもの。彼も楽しいんじゃないの? 制限なく投げ込みもできるし、すべてのメニューもできる。今日もブルペンですごいいいボールが来てた。あとはね、対外試合で見るのが楽しみ」
―練習前の歓迎セレモニーでは沖縄出身の2年目・仲田侑仁選手に“むちゃぶり”のあいさつを求めたが、見事に対応した
「侑仁に『用意してたやろ!』って聞いたら『はい』って。成長したなと。『バッティングも、そういう予測と準備が大切なんだよ』と(伝えた)。高卒2年目で危機管理能力がある。大したもんです」
―地元での成長に期待
「やっぱり生まれ育った場所だから、空気も合うだろうし、またさらにいいものを見せてもらいたい」