大田区、一歩リードの自民を4氏猛追 都議選情勢・毎日新聞調査/中

毎日新聞 2025/6/17 11:30(最終更新 6/17 11:30) 有料記事 2564文字
東京都議選が告示され、街頭演説に集まった多くの人たち=東京都中野区で13日午後2時44分、本社ヘリから宮武祐希撮影

 22日投開票の東京都議選について、毎日新聞は14、15日、都内の有権者を対象にインターネット調査を実施し、取材内容を加味して情勢を探った。

 定数127に対し、自民党は公認候補だけで21議席、当選後の会派入りが確実な自民系無所属も含むと24議席を得られる見込みがあり、過去最低となった2017年選の23議席を上回る公算が大きい。最大で計40議席を超える可能性もあり、第1会派維持をうかがう。

 ただ全体の6割以上、無党派層に限れば8割以上が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。

 全42選挙区に関する情勢調査の結果は3回に分けて公開します。 上 千代田区など 中 大田区など 下 練馬区など(18日11時半に公開予定)

 各選挙区の立候補者一覧

品川区(定数4)

 品川区は森沢恭子区長の支援を受け、無党派層を中心に支持を広げる篠原氏と、自民支持層に浸透する芹沢氏がリードし、公明党支持層の大半をまとめた伊藤氏が猛追する。さらに共産党支持層の大半を固めた共産会派政調会長の白石氏、立憲民主党支持層と無党派層に浸透する東氏、国民民主党支持層をまとめた石田氏が続く。

目黒区(定数3)

 目黒区は青…

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