防犯カメラ界の革命だ。使って実感した「Tapo C660 KIT」のすごさ

Photo: 小暮ひさのり

防犯カメラって、こんなに簡単だったんだ…。

今年は僕の認識で大きな革命がひとつありました。それが現代の防犯カメラ、お手軽すぎる革命

昨今の防犯意識の高まりから、我が家もあると便利だよねぇ〜。と話は何度もあがっていましたが、いつも同じところでつまずいていました。

「セキュリティカメラって、設置工事が大変じゃない?」

「性能を求めると値段が高いよね…」

と、なかなかにハードルの高いものだと。

しかし、ついに出会ったのです。これらのハードルを飛び越えていけるセキュリティカメラに。

ソーラーパネル搭載電源工事不要! さらに4K高画質!

…という、やりすぎなくらいのスペック。僕の…いや、僕ら戸建てに暮らす全人類が望んだであろうセキュリティカメラ、「Tapo C660 KIT」です。

実際に我が家で取り付けてみましたが、正直この手軽さでこの性能のセキュリティカメラが手に入るなら、導入しないと損まである、くらいまで感じています。

4K高解像度カメラとソーラーパネルの最強タッグ。電源不要の永久機関

まず気になるカメラ性能からいきますね。

カメラはF1.6の大口径レンズで、4K 800万画素の高解像度センサー18倍まで拡大できるデジタルズームも備えています。

カメラの周囲にはスポットライト用のLEDも完備しているので、夜間映像もバッチリですよ。これがまたスゴイ鮮明さで正直ビビりました…。こちらに関してはのちほど。

さらに特徴的なのが、ソーラーパネル搭載/バッテリー内蔵という点。

大事なことなので繰り返します。ソーラーパネルが付いてきて、バッテリーが備わっています。つまり…電源不要ということです

これ、革命的だと思うんですよね。

セキュリティカメラの最大の導入障壁といえば、配線工事どうするか問題。設置して終わりじゃなくて、電源を確保、製品によっては映像線(映像機器を相互に接続するためのケーブル)を宅内に引き込む必要すらあります。でも、「Tapo C660 KIT」ならそれらをぜーんぶ考えなくていいんですもの!

microSD対応。クラウドを使わずとも映像を記録、しっかり保管

映像の記録は別売りのmicroSDカード、もしくは有料のクラウド保管サービスを選べます。

お手軽なのはやっぱmicroSDカードですね。ネットで気軽にポチれますし、本体底部の防水キャップを外してスロットにセットするだけです。

最大512GBまでのカードに対応していますけど、ループ録画設定ができるので、大容量カードが必須というわけではないのもいい

こまめに映像をチェックするなら、コスパの高い64GBや128GBのカードで運用できる優しさがありますねー。

手軽に取り付け。取り外しもできる、これまでにない柔軟さ

取り付けプレートは壁面へのネジでの固定となります。

ただし、プレートから本体を工具レスで脱着できるのがミソ。microSDカードを交換したい時も、本体ごと取り外すことができますし、もし雨続きで本体のバッテリーが切れそうな場合も、サッと取り外して宅内でUSB-Cで充電すればOK。

本体やカメラが汚れた時にお掃除しやすいのもいいですね。メンテナンス性も担保されているのがすばらしい…。

※今回は市販のバンド式ステーを使用して固定

というわけで、我が家では玄関前に取り付けてみました。

今回は壁面固定ではなく、より手軽に市販のバンド式ステーを利用して雨樋(あまどい)に固定しています。壁にビス穴を開けにくい場所でも、工夫次第でこうして柔軟に対応できるのはいいですね。

もちろん、本体はIP65の防水防塵対応。こうして直接風雨が当たる場所でも設置しちゃってOKですし、ソーラーパネル充電のおかげで、電源確保を考えなくていいのがやはり最高。

玄関にセキュリティカメラを設置しようとしても、多くの家庭でこんなところに電源なんてありません。となると、配線工事も必要になって、DIYの範疇を超えてきますからね。

取り付けてみて、改めてこれまで以上に柔軟に、「ここにセキュリティカメラが欲しい」に応えてくれるプロダクトだと感じました。

スマホアプリも優秀。「監視」できる「見守れる」。現代的なセキュリティ化

この「Tapo C660 KIT」の体験の底上げをしているのが、アプリの便利さ

カメラのセットアップもアプリの画面に沿っていけば2分くらいで終わりますし、専用のモニターを用意せずとも、スマホアプリで映像をチェックできるのがイマドキです。

そしてスマホならではのメリットが「通知が届く」ところ。

動体/人物/ペット/車両検知に対応していて、それらを検知すると録画を開始。スマホにも通知が届きます。

録画映像の確認画面では、リスト+タイムラインで検知をバー表示。検知の種類が色分け(アイコンとバー)されているので、何時ころにどんな検知があったのかが一目瞭然

それぞれ検知範囲を設定しておくことができるので、家の前の車道を走る車は検知しない、など設定も柔軟なのも気が利いていますね。

ただでさえ画角が広いのに、自動追尾機能も備わってるんだよなぁ

これがまた精度高くて、人物の動きに合わせて追尾してくれるので、敷地に入ったところから、ドア開けて家に入ってくるところまで、バッチリ録画

設定した地点でカメラを動かす、パトロールモードなんて設定もあり、戸建てはもちろん、工場や菜園などの見守りにも使えるレベルのポテンシャルを備えていますね。

映像もさすがの4K、さすがの高精細。

出で立ちはもちろん、顔までしっかりと映るレベルの解像感。被写体を拡大する「AIズーム」も使えるので、シャツの柄まで確認することができます。ほんと、最近のカメラ技術すごい…。

マイク性能も高く、風の音や小鳥のさえずりもしっかりと拾ってくれていました。設置場所によっては風切り音が気になるかもしれませんが、物音を逃さない集音性の高さは安心感とも言えますねー。

個人的に衝撃的だったのが夜間撮影!

センサーライトを兼ねているので、夜間でもカラーでくっきりと撮影できるんです。画質も綺麗で明るさも十分。これは抑止力としてすごい効果ありそう。

また、赤外線カメラにも対応しているので、白黒にはなりますが、ライトを点けられない環境でも、クッキリとした映像を残せます。なるべく目立たないようにしつつ、監視したい。そんなニーズにも応えられますね。

ちなみに…ですが、動作を検知すると警告音が鳴る検知アラート機能もあります。

これがかなりうるさくて、夜間に鳴らされたら泥棒じゃなくても逃げ出すレベル。うっかり有効化すると、隣家や通行人が気まずい思いをする諸刃の剣。まぁ、セキュリティカメラとしては超優秀なんですが。

身近なところでも「あっ、こんなことで便利だったのか」という新しい気付きも。

たとえば自宅を空けているときに、子どもが元気に朝学校へ向かったこと、学校から帰ってきたことをカメラの通知から確認できるようになりました。カメラを通じて通話もできるので「今、鍵あけるよー」みたいに声掛けできるのも優秀。

「置き配」にすぐに気づけるのもありがたいですね。スマホから荷物が来ていることをチェックして、すぐにしまえたり、家族に回収をお願いできるのも嬉しい変化。

こうして、防犯カメラとしての基本性能はもちろん。子どもやペット、生活を見守る日常使いにも活躍するので、防犯を超えた“暮らしの見守りカメラ”として用意すべき備えだと、セキュリティカメラへの意識が変わったのです。

セキュリティカメラが暮らしの必須アイテム

この設置の手軽さと高性能さを両立した「Tapo C660 KIT」。

簡単に講じられる防犯対策として優秀なのはもちろん。高品質なカメラ性能やアプリ連携のおかげで、暮らしの快適さまでアップデートされたのを実感できました。

…もしかしてこれ、全家庭で導入すべきじゃないですか?

なんというか、家建てたら、もしくは引っ越したら。いの一番に検討するレベルなアイテムとまで感じています。DIYレベルでできて費用対効果めちゃくちゃ優秀なので!

そんな我が家に「現代の防犯カメラ、お手軽すぎる革命」をもたらしてくれた「Tapo C660 KIT」は6月25日(水)に発売開始。セキュリティカメラの導入を考えているなら、新製品で自宅のアップデートを狙っちゃいましょう。

Source: ティーピーリンクジャパン株式会社

Photo&Image: 小暮ひさのり

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