iPhoneの税率どうなる?トランプ関税で「50万円時代」突入も!?(テレビ朝日系(ANN))

iPhone歴10年(20代) 「iPhone15です」 iPhone歴10年(60代) 「iPhone15」 iPhone歴10年(20代) 「シンプルなデザインが結構好き。iPhoneケースは可愛い」 iPhone歴10年(60代) 「(iPhoneに)慣れているから、他のアンドロイドスマホとかだと操作方法が難しい」 iPhone歴5年(10代) 「みんなで調べものしていて、みんなiPhoneだな〜みたいな。エアドロップ(データ共有機能)があるからiPhoneがいい」  スマホユーザーから高い人気を誇るiPhone。その価格が、大幅に値上がるかもしれません。  その背景にあるのが、アメリカが中国からの輸入品にかける145%の関税です。 野村総合研究所 木内登英氏 「iPhoneは中国から輸入する割合が極めて高いので、中国に高い関税を一律にかけると、iPhoneの値段が大幅に上がる」  実は、iPhoneの大半は中国で製造されています。それをアメリカに輸入すると、関税が上乗せされることになります。 木内氏 「仮に145%の関税が中国からの輸入品にかかると、そのままだと米国内でのiPhoneの販売価格が2.5倍くらいになる」  各国のiPhoneの販売価格はアメリカの価格がベースとなるといいます。そのため、日本でも価格が上がる可能性があります。  では、いくらになるのでしょうか?

 現在、アメリカの最新のiPhoneの販売価格は、標準モデルでおよそ11万円。最上位モデルでおよそ23万円です。  そこに145%の関税が加わると、標準モデルはおよそ28万円。最上位モデルはなんと57万円ほどに。 iPhone歴15年(80代) 「ひどいでしょう50万は」 「(Q.いくらまで出せる?)11万円くらい」 Androidユーザー(40代) 「50万だったら買わない」 「(Q.いくらだったら買う?)20万くらいだったら」 「iPhoneだったら30万くらいでも買うのかもね」 iPhone歴約10年(40代) 「何年か使うことを考えたら買っちゃうかもしれない。50万は買わない」 iPhone歴5年(10代) 「さすがに出せない50万は。怖い。さすがに親も出してくれない」  そもそもiPhoneなども中国に対する145%の「相互関税」の対象でした。しかしその後、トランプ政権は相互関税の対象から除外。別の関税をかけるとしました。税率などはまだ発表されていません。 木内氏 「iPhoneは、このままだと145%の関税がかかって2.5倍(の価格)になってしまう。それはちょっとまずいということで、アップル社の働きかけもあって、こっそり見直したと」  中古市場にも動きが…。  秋葉原のショップでは、今のところ駆け込み需要はみられないものの、売れ筋は数年前に発売されたモデル。 イオシス 菊田沙生さん 「コスパがいい、2万円以内で買えるところが求めやすくなっている。現行モデルがすごく高くなってしまうと、中古市場でも高くなる。(トランプ関税で)現行モデルを買う人が少なくなるかも。逆に、中古市場で販売されている型落ちのモデルが人気になる可能性」  果たして、次のiPhoneはいくらになるのでしょうか?世界中が注目しています。

テレビ朝日

関連記事: