ハンター氏起訴の特別検察官、バイデン氏批判 「司法揺るがす」
バイデン米大統領の次男ハンター氏を起訴したワイス特別検察官は13日公表した最終報告書で、大統領が捜査を批判したことについて「根拠がなく不当だ」と批判した。写真は米デラウェア州ニューキャッスルのデラウェア州空軍基地に到着したバイデン米大統領で2024年6月撮影(2025年 ロイター/Anna Rose Layden)
[ワシントン 13日 ロイター] - バイデン米大統領の次男ハンター氏を起訴したワイス特別検察官は13日公表した最終報告書で、大統領が捜査を批判したことについて「根拠がなく不当だ」と批判した。
バイデン大統領は先月、銃の不法購入・所持で有罪評決を受け、税務不正で罪を認めたハンター氏に恩赦を与えたと発表。捜査が「露骨な政治的圧力」の影響を不当に受けていたと主張していた。 もっと見る
ワイス特別検察官は、大統領の批判について「米司法制度を公正かつ公平なものにしている根幹を揺るがす」とし「法の支配の維持に不可欠な制度への国民の信頼を損なうものだ」と述べた。
司法省の規定では、特別検察官は捜査終了時に最終報告書を提出することが義務付けられている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab