米国株式市場=反落、テクノロジー株が安い ダウは横ばい

米ニューヨーク証券取引所(NYSE)ビル外で。2025年3月撮影。REUTERS/Shannon Stapleton/File Photo

[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種(.SPX), opens new tabとナスダック総合(.IXIC), opens new tabが反落して取引を終えた。半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabの決算は好調だったものの、投資家を満足させるには至らず、このところの上昇をけん引してきたテクノロジー株が売られた。
景気循環株への回帰に支援され、ダウ工業株30種(.DJI), opens new tabはほぼ横ばいとなった。一方、フィラデルフィア半導体指数(.SOX), opens new tabの下落が重しとなり、ハイテク株が中心のナスダックの下落率が大きかった。

フィラデルフィア半導体指数は先週まで10週連続で上昇してきたが、この日の下げにより、連騰が止まる見通しだ。

情報技術セクター(.SPLRCT), opens new tab、特にソフトウエア(.SPLRCIS), opens new tabと半導体関連株は、人工知能(AI)技術に伴う巨額のコストと潜在的な混乱への懸念から、ここ数週間乱高下している。

主要株価3指数はいずれも週間で小幅な下落となる見通し。月間ではS&Pとナスダックは下落、ダウは上昇を維持する見通し。

25日の取引終了後に発表されたエヌビディアの第4・四半期決算はアナリスト予想を上回り、第1・四半期の見通しも予想を上回った。しかし時価総額世界一の同社は売上高の伸び鈍化に伴い、前年同期比での比較がますます厳しくなる状況に直面している。同社株は5.5%下落した。

シンプリファイ・アセット・マネジメントのチーフストラテジスト、マイケル・グリーン氏は「エヌビディアの決算を受けたAI分野特有の影響があるようだ」と指摘。「S&Pはエヌビディアとマグニフィセント7に押し下げられており、ナスダックは大きな打撃を受けている」と述べた。

S&Pソフトウエア・サービス指数(.SPLRCIS), opens new tabはAIによる破壊的な影響への懸念からここ数週間打撃を受けていたが、この日は1.4%上昇。顧客管理ソフトウエア大手セールスフォース(CRM.N), opens new tabの上昇に支援された。

セールスフォースは売上高見通しが市場予想を下回ったものの、株価は4.0%上昇した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.41対1の比率で上回った。ナスダックでも1.09対1で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は195億5000万株。直近20営業日の平均は203億1000万株。

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