【1次リーグ第2戦】バレーボール男子アジア選手権2026 試合後コメントも
バレーボール男子のアジア選手権が9月4~13日、北九州市で開催中。12カ国・地域が参加し、優勝したチームは2028年ロサンゼルス・オリンピックの出場権を獲得します。6日に1次リーグ第2戦に臨んだ日本代表は連勝を収めました。大会期間中の最新情報はこちらで随時お伝えしていきます。
【9月6日】
高橋藍、ストレート勝ちでも「反省している」
バーレーン戦後に取材に応じた高橋藍選手は「非常に集中してやれている」と手応えを口にしました。一方で、1セットを落とした4日のオマーン戦と同様、第3セットで追いつかれる場面があり、「甘い展開を作ってしまい、反省している」と話していました。8日のオーストラリア戦については「高さもあって力のあるチーム。今日の3セット目みたいな試合をすると難しい展開になる。自分たちから点を取りに行く。勝ちにこだわって、最後の1点を取っていくことにフォーカスしてやっていきたい」と気を引き締めていました。
写真で振り返るバーレーン戦
日本代表が第2戦を快勝しました。現場で取材していたフォトグラファーが切り取った場面をお楽しみください。【写真特集】
試合を終えて
試合後の選手のコメントが入ってきました。
西田有志 僕はただプレーするだけなんで。日の丸背負っているので。このために半年間戦ってきたので、やめる理由はないですね。
深津英臣 こういう舞台をどう楽しむかっていうところは自分に常に問いかけながら、ホテルでもどんな時でも考えてやっています。
小川智大 プレッシャーのかかる試合は自分のスキル、パフォーマンスを見せるチャンスだと思っています。
石川祐希 コンディションに関しては今は良い感じです。もう1、2割はこの後、上がっていくと思います。
日本がストレート勝ちで2連勝
日本代表は1次リーグ第2戦でバーレーンに3-0で快勝し、開幕2連勝としました。第1セットはバックアタックやクイックなど多彩な攻撃でリードを広げ、25-15で先取。第2セットは高橋藍選手の緩急を使い分けた自在なサーブが光り、25-15で奪いました。 第3セットは終盤まで競り合う展開となるも、宮浦選手らが確実に得点を重ね、25-23で取り切りました。
今大会初スタメンのラリー選手と小川選手も安定したパフォーマンスを見せました。
6日の見どころ=対バーレーン過去8戦全勝
日本の1次リーグ第2戦は6日午後7時半からバーレーンと対戦します。5日時点の世界ランキングは、日本が6位で、バーレーンが50位。
過去の対戦成績も日本の8戦全勝です。1次リーグの勝敗やセット率などで決勝トーナメントの組み合わせが決まります。
初戦はオマーンに1セットを失っての勝利となったため、バーレーン戦はストレート勝ちが望まれます。
初戦で負傷の西田もユニホーム姿で登場
午後6時半ごろ、バーレーン戦へ向け、日本代表がコートに登場すると、場内から大歓声が起きました。4日の初戦で右膝を痛めて途中交代した西田選手もユニホーム姿でウオーミングアップを行っています。コートでは、高橋藍選手、大塚選手、富田選手、山本選手、小川選手が足を使ったリフティングでボールをつないで体を温めています。
東京GB柳田の発案で選手が募金活動
日本代表の第2戦となるバーレーン戦を前に、SVリーグの選手たちが会場の外で熊本地震の募金活動をしました。東京グレートベアーズの柳田将洋選手と近藤蘭丸選手、VC長野の松尾敬介選手と松本慶彦選手、ジェイテクト愛知の藤中謙也選手と藤中優斗選手、広島サンダーズの柳北悠李選手が参加。大勢のファンが列を作りました。
募金活動は柳田選手が実施を提案。藤中謙也選手は以前から電話で柳田選手から「選手主導で何かやりたいよね」と相談を受けており、今回の募金活動の話を受けてすぐに参加を決め、弟の優斗選手を誘ったといいます。
藤中選手は「SVリーグが社会とつながる活動で、いい機会をいただけた」と笑顔を見せ、「選手がもっともっと積極的にこういう活動に賛同して、大きくしていかないといけないと感じました」と話していました。
日本のライバル・イランが2連勝
6日の第1試合は、イランがインドにストレート勝ちで2連勝。イランのピアッツァ監督は「第2セット終盤、相手に3点リードされていたにもかかわらず、良いメンタリティーで逆転することができました。チームにとって大きな成果です。日ごとに時差ぼけも改善し、少しずつ調子が良くなっています」と手応えを語りました。アミン・エスマイルネザド主将は「私たちは優勝するため、ここに来ていますが、決勝までの道のりはまだ長いです。1試合、1点にこだわず、成長していくことを目標にしています」と先を見据えていました。
高橋藍選手、第2戦へ「自分たちから攻めていく」
日本代表は5日、北九州市内で練習。練習後、高橋藍選手は初戦のオマーン戦について「まず勝つことが重要だと思っていたので、難しいながらでも勝てたことは良かったと思う」と振り返りました。
第2戦のバーレーン戦に向けての改善点として「少し様子を見たり、自分たちが相手のミスを待っている状態がかなりあったので、自分たちが攻めることが大事。相手が『日本に勝てないな』と思わせる状況を作り出すことにつながっていくと思っている。バーレーン戦は、様子を見るのではなく、自分たちから攻めていく」と意気込みました。
また、北九州の会場の雰囲気について「本当にたくさんの声援をいただいているので、それ力に変えたいなと思っている。本当に皆さんのおかげで楽しい会場になっている」と話していました。
【9月5日】
タイがカタールを圧倒、監督「楽しむこと大切に」
第3試合はタイが3-0でカタールに快勝。世界ランキングでは格上相手への勝利にパク・ギウォン監督は、「うれしいが、カタールは本調子ではなかった」と謙遜していました。
タイは女子が8月にあったアジア選手権を制して2028年ロサンゼルス・オリンピックの出場権を獲得。男子も女子同様に「バレーを楽しむことを大切にしている」と語りました。
日本代表の印象を尋ねると「完璧なチーム。(タイとは)別のレベルだ」と話し、日本は「国として盛り上がっている」とファンの熱気にも驚いていました。
中国が3-0で初戦白星、監督「僕たちに勝ち目ない」
第2試合は中国が3-0でインドに快勝。クイックやブロックなど高さを生かしたプレーを強みに、終始、主導権を握っていました。
ですが、試合後のヘイネン監督は「一時はすごく良いプレーができた」と納得していない様子。セットの終盤のリード時にミスが相次ぎ、「リードを無駄にしてはいけない。それが僕を怒らせた」と理由を語りました。
日本については「僕たちには勝ち目なんてない」と冗談を交えつつ、「日本は決して運に頼ることはなく、常に真剣にプレーしている」と称賛していました。
日本と同組のオーストラリアが快勝、主将「日本戦は大きな挑戦」
大会第2日の第1試合は、日本と1次リーグ同じA組同士の対戦となり、オーストラリアがバーレーンに3-0で快勝。オーストラリアは高さを生かしたパワフルなサーブとスパイク、ブロックで圧倒しました。
主将のペリー選手は「勝利してうれしいですが、もっと良くなります。毎日成長していきます」と次戦以降を見据えていました。
日本とは8日の1次リーグ最終戦で対戦します。「日本は世界トップ3に入るチーム。経験豊富でディフェンスに優れ、完成度が高いです。私たちにとって大きな挑戦になります」と意気込みを語っていました。
【9月4日】
イラン・ピアッツァ監督「ユウキもタツもすばらしい選手」
アジア選手権の開幕試合は、2021年の前々回大会優勝のイランがニュージーランドにストレート勝ち。イランのピアッツァ監督は「通常通り試合に入ることができ、特に第2セットは良いプレーができた」と手応えを語りました。
ピアッツァ監督は、イタリア1部リーグ・セリエAのミラノの監督当時、日本の石川選手、大塚選手を指導。「ユウキ(石川選手)もタツ(大塚選手)も本当にプロフェショナルなすばらしい選手」と話し、対戦を楽しみにしていました。
張育陞「日本の皆さんを尊敬」
第2試合に登場した台湾は1-3で韓国に敗れました。昨季までSVリーグのヴォレアス北海道に所属し、来季は北海道イエロースターズでプレーする台湾のエース・張育陞選手は悔しそうな表情を見せつつも、「まだ予選ラウンドは残り2試合あって、決勝ラウンドに進めるチャンスもあります」と前を向いていました。
日本代表については「身長はそんなに高くないと思いますが、技術がありしっかりとヨーロッパのどのチームとも戦える素晴らしいチームだと思います。台湾の皆は日本の皆さんを尊敬しています」と話していました。
日本代表は1次リーグ初戦でオマーンに3-1で勝ち、白星発進しました。
第1セットは中盤以降、石川選手や高橋藍選手の技ありのスパイクなどで粘る相手を引き離し、25-18で先取。
第2セットは2枚替えで入った宮浦選手と河東選手が持ち味を発揮し、25-13で取りました。
第3セットは一度もリードできず20-25で奪われましたが、第4セットは西本選手やラリー選手ら途中出場の選手が躍動。25-9の大差で試合を締めくくりました。
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河東「決勝で自分が引っ張る」
オマーン戦後に取材に応じた途中出場の河東祐大選手は「難しい初戦をまず1勝できて良かった」と笑顔を見せました。
出場して1本目のトスに高橋藍選手のパイプ(中央からの速いバックアタック)を選択した理由を「藍のパスがすごく良かったので、ミドルの攻撃に引っ掛けようと」と説明。「これから勝ち上がって、決勝で自分がチームを引っ張るような気持ちでできるように、成長していきたい」と意気込んでいました。
【4日の見どころ】
「サイドアウトが大切」
日本代表は4日午後7時半から、世界ランキング64位のオマーンとの初戦に臨みます。初戦に向け深津英臣選手は「誰かだけに頼らないバレーボールをしていければ」、山本智大選手は「サイドアウト(サーブレシーブからの得点)をしっかりと取っていくことが大切」と話していました。
【9月3日】
日本代表の登録選手14人が決定
日本バレーボール協会がアジア選手権に臨む日本代表の登録選手14人を発表しました。7月25日のブラジルとの親善試合から甲斐選手と西川選手が外れました。選出された選手は以下の通りです(敬称略)。アウトサイドヒッター=石川、高橋藍、富田、大塚、ミドルブロッカー=山内、小野寺、ラリー、西本、オポジット=西田、宮浦、セッター=深津、河東、リベロ=山本、小川。
日本代表が会場で前日練習公開
日本代表が3日午後5時から、今大会の会場となる北九州市立総合体育館で練習を行い、冒頭を報道陣に公開しました。練習にはベンチ入りする14人の選手が参加。選外となった甲斐選手の姿はありませんでした。会場に慣れるため、練習はサーブから始まり、続いてサーブレシーブからのスパイクなどで汗を流しました。良いプレーには選手同士でたたえ合う声が出るなど、非常に良い雰囲気です。
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石川祐希「1試合目から全力」
開幕前日の3日、会場で行われた練習後、主将の石川選手は「今シーズン、ここで優勝して、(ロス五輪の)出場権を獲得するためだけにやってきた。1試合目から全力でプレーする」などと意気込みを語りました。
8月に痛めた首の状態も問題なさそうです。
大塚「みんないい状態」
日本代表が3日午後5時から、今大会の会場となる北九州市立体育館で練習を行い、冒頭を報道陣に公開しました。練習にはベンチ入りする14人の選手が参加。大塚達宣選手は笑顔で他の選手と話すなどリラックスした様子で、「みんないい状態で来ている。毎試合、全員でハードワークして1点を取りに行く」と話していました。