『会社で流行りすぎてて“オワタ”』相次ぐSNS投稿 広がる“謎の風邪” 検査でも判明しないウイルス その正体とは 【福岡発】
今、SNSで次々と不安の声が投稿されている“謎の風邪”。 『会社で“謎の風邪”が流行りすぎててオワタ』 『GW明けから流行りの“謎の風邪”にかかりました』 SNS上では「福岡で流行している」との声も上がっている。 福岡市内で聞くと「ツイッターで騒がれていた。風邪みたいな症状だけど、病院に行っても何も診断されないみたいな…」(男性)。 「私は結構、鼻水があります。花粉の時期は終わっているけれど、続いている」(女性)と確かに風邪が流行っているようだ。
福岡市中央区にあるクリニック『みみ・はな・のど せがわクリニック』では、風邪の症状を訴える患者が1日に約90人もの患者が受診している。 こうした患者は、ゴールデンウィーク前後から増えていて、例年の同じ時期に比べて2割から3割ほど多い状況だ。 受診に訪れた女性は「普段、風邪をひかないのでびっくりしています。こんなに咳が出るのは―」 「“謎の風邪”がはやっているとSNSのスレッドで見て『私もそうなんだけど』と思って…」と不安を隠し切れないようすだった。
症状は鼻水や咳、喉の痛みや発熱などさまざま。軽症の場合が多く、基本的な感染対策をして過剰に恐れずに過ごしてよいということだ。 しかし、なぜ“謎の風邪”と囁かれているのかー。『みみ・はな・のど せがわクリニック』の瀬川祐一院長は「風邪が長引いている人も多い。なかなか治らない風邪が増えているし、検査をしても何のウイルスか確認できないということが多い。そういうところも“謎の風邪”というワードが出た要因では」と話す。 さらに考えられる原因として瀬川院長は「寒暖差によって、自律神経が乱れて、免疫力が落ちることによって風邪の症状が長引く、もしくは弱いウイルスであっても高熱が出ることが考えられる」と話す。 また福岡県医師会は5月20日に記者会見を開き、稲光毅常任理事は「何か感染症がきっかけになっている可能性は高いと思っています」と述べた。 福岡県医師会によると現在、風邪症状の患者の検体を検査に出していて、結果の判明は、夏頃になる見通しだという。 (テレビ西日本)
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