衆院解散で事実上の選挙戦スタート 関西の立候補予定者も動き出す 混戦必至の大阪19区はどうなる?

 23日、衆議院が解散され、わずか16日間で勝敗が決まるという“戦後最短”の選挙戦が事実上、始まりました。すでに関西の立候補予定者も動き出しています。 「総理おはようございます」 高市首相 「おはようございます」 23日朝、官邸に姿を見せた高市首相。内閣の発足からわずか3か月…。 「日本国憲法第7条により衆議院を解散する」 この瞬間。すべての衆議院議員が失職。 報告・古瀬朱理 記者「本会議場から続々と出てきました。これから事実上の選挙戦がスタートします」 投開票は2月8日、解散からわずか16日間で勝敗が決まるという戦後最短の選挙戦が事実上始まりました。神妙な面持ちで議場から出てきたのは、大阪19区で日本維新の会から出馬予定の伊東信久さんです。  日本維新の会・伊東信久氏 「改めて身が引き締まる思いです」 きょう(23日)支援者への挨拶回りをしてから、東京の議員会館に向かった伊東さん。慌ただしくYouTubeで配信するための動画を撮影していました。  日本維新の会・伊東信久氏 「衆議院 大阪19区支部長、伊東信久です」  今回、大阪19区では自民党との与党対決となる予定ですが。 日本維新の会・伊東信久氏 「連立を組む際に政策実現というのを重視してきましたから、“選挙区調整をしない”新しい形での連立ということでしたから、すべてにおいて、アクセルとブレーキが大事なんですけれども、まさに維新が動かすというのはそのアクセル役だと思います」 現役の医師でもある伊藤さんは、社会保障改革を推進したいとしています。  日本維新の会・伊東信久氏 「与党として、特に社会保険料引き下げの公約を遂行していくために、(党の)厚生労働部会長として働いてきた自負がありますので、それを訴えていきたい」 「アクセル役」として、支持を広げることは出来るのでしょうか。その与党対決の相手となるのが、自民党から立候補予定の谷川とむさんです。  自民党・谷川とむ氏 「おはようございます、谷川とむです。」 前回、約5000票という僅差で落選。”裏金議員”として比例代表との重複立候補が認められず、今回は雪辱を果たしたいとしています。  自民党・谷川とむ氏 「維新さんとのやり合いがずーっとあって、ずーっとしんどいんです」 今回、谷川さんが大きな期待を寄せるのは高市首相の存在です。前々回の自民党総裁選では、推薦人も務めるなど親交が深く、“高市人気”にあやかりたい考えです。 自民党・谷川とむ氏 「総理になる前は“姉さん”、“とむ”という間柄ですし、本当にかわいがっていただいている。高市首相と関係性が非常に深い、非常に近いというところが一つのアピールポイント」 これまでの連立のパートナー公明党の後ろ盾がなくなる中、地元・泉州の活性化を訴えて新たな連立パートナーである維新との差別化を図りたいとしています。 自民党・谷川とむ氏 「大阪府に見捨てられているところがある。国としてきちんと予算を引っ張ってきたり、色々な制度を使って活性化できるように、自分が先頭に立ってやっていきたい」 熾烈な"与党対決"に割って入るのは、結党されたばかりの新党「中道改革連合」です。 中道改革連合・小羽根正代氏 「維新と自民党と共産党の3つの選択肢しかなかったところに、新しい選択肢として訴えていきたい」 小羽根正代さんは、「中道」から立候補する予定ですが、肩から掛けているたすきは「立憲民主党」のままです。 去年、立憲民主党に入党したばかりの小羽根さん。今回、初めての選挙戦となりますが、直前で所属政党が変わる波乱のスタートとなりました。  中道改革連合・小羽根正代氏 「少し戸惑いはありましたが、国民のみなさんに政策を訴えていきたいという思いは変わりません。みなさまひとりひとりに、新しい“新党”の政策を“浸透”させられるように訴えていきたい」 中道は大阪19区の“台風の目”になるのでしょうか。戦後もっとも短い「超短期決戦」となる今回の選挙戦。  共産党・北村みき氏 「準備はですね...ポスターの新しい写真が間に合わなくて、ロングヘアーの写真で出るんです、前回の」 異例のスピードに驚くのは、今回、5度目の衆院選への挑戦となる共産党の北村みきさんです。 前回の衆院選から、選挙の構図が大きく変わりますが、自身はこれまでと変わらない立場で訴えたいとしています。 共産党・北村みき氏 「今まで自民に対して対決ポーズを取っていた維新が与党に入ったということと、立憲民主が公明と組むということで、本当に自民党に対決するのが共産党だということが逆に明らかになったと思います」 参政党・松岡能礼氏 「参政党が日本を変え、世界を変えていく。参政党を飛躍していくために全身全霊全力で活動をしていく思いであります」 きのう(22日)立候補の会見に臨んだのは参政党から出馬予定の松岡能礼さんです。31歳という若さや、3人の子どもをもつ父親としての視点を活かし、子育て政策や消費税廃止を訴えます。  参政党・松岡能礼氏 「19区で出る中でも1番若いと思いますので、1番現役世代に近い感覚をもって活動している政治家でありますので、そこが1番響くんじゃないかと。無党派に対して大いに訴えていきたいなと思っています」

 1月27日公示、2月8日投開票の日程が迫る衆議院選挙。熾烈な選挙戦が予想されます。

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