CIOから小さすぎる充電器が登場。これで65Wって信じられます?

Photo: SUMA-KIYO

これが「65W」の充電器だなんて信じられます?

どう見ても30W以下の小型充電器にしか見えなかったので、誤記だと思ってメーカーの公式サイトをチェックしてみたら、本当に65Wとのこと。

ちょうどAmazonプライムセールが開催中で、タイミングよく値下げされていたため、勢いでカートに入れてしまいました。

圧倒的にコンパクト

それが、この「NovaPort SOLOII 65W1C」。CIOから今月新たに登場した、最大出力65WのUSB-C充電器です。

出力ポートはUSB-C端子がひとつだけのシンプルな構成で、サイズは約52.5 × 30 × 26.5 mm。重量もわずか約74gと、僕が愛用しているiPhone 16 Pro Maxの3分の1ほどしかありません。

上:UGREEN「Nexode Mini 30W PD」 下:CIO「NovaPort SOLOII 65W1C」 どちらも単ポート仕様

僕が普段持ち歩いている30W出力の充電器と比較してみると、横の長さこそ少し長めですが、縦のサイズと厚みは「NovaPort SOLOII 65W1C」のほうがコンパクト。

出力が2倍以上違うのに、サイズが同等というのはちょっと信じがたいレベルです。

発熱に差が出る

僕の「iPhone 16 Pro Max」を急速充電するのに必要な電力は27Wほど。そのため、65Wもの出力は必要ないと思っていたのですが、実際に使ってみるとあることに気が付きました。それは「発熱」。30Wの充電器では、ほぼフルパワーで動作するせいか、本体がかなり熱を帯びてしまいます。

一方、「NovaPort SOLOⅡ 65W1C」は出力の半分ほどしか使っていない状態。余裕があるためか、ほんのり温かくなる程度で、発熱がかなり抑えられている印象です。

また、65Wの出力があれば、Windows PCやMacBook Proといった比較的ハイスペックなノートPCの充電も可能。これひとつでさまざまなデバイスに対応できるため、なるべく持ち物を減らしたい旅行や出張にも重宝しそうです。

ちなみに僕は、同じくCIOの「スパイラルシリコンケーブル CtoC 1m」とセットで持ち歩いており、100均で売っているスーツケース用のタイヤカバーにまとめて包んでバッグに入れています。

見た目はちょっと地味ですが、コードと充電器がぴったり収まり、中でバラつかないのがポイント。傷や衝撃からもある程度守ってくれるので、個人的にはかなりおすすめです。

先を見据えるなら

Androidスマホでは、45W以上の高出力充電に対応するモデルが登場しており、iPhoneも今後はさらなる高出力化が進むのは、ほぼ間違いないでしょう。

そう考えると、小型の充電器を探している方は、とりあえずこれをひとつ持っておけば、スマホを買い替えても当面は快適に使うことができそうです。

Source: Amazon

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