米「夏のブラックフライデー」、オンライン売上高が30.3%増=アドビ
「夏のブラックフライデー」と呼ばれる7月8日から11日までの期間中、米小売業者によるオンライン売上高は241億ドルに達し、アドビ・アナリティクスの事前予想を上回った。写真はアマゾン倉庫で仕分けされる荷物。ニューヨーク州メルビルで11日撮影(2025年 ロイター/Soren Larson)
[12日 ロイター] - 「夏のブラックフライデー」と呼ばれる7月8日から11日までの期間中、米小売業者によるオンライン売上高は241億ドルに達し、アドビ・アナリティクスの事前予想を上回った。新学期前の購入を意識した大幅割引が功を奏した。
アドビの12日の発表によると、アマゾンプライムデーを含め期間中の小売業者のオンライン売上高は前年比30.3%増で、予想の28.4%増を上回った。
前年同期は11%増の142億ドルだった。
アドビによると、プライムデーのイベントは、消費者による新学期前の早めの必需品購入機会としても定着している。
プライムデーの期間中はモバイルでの買い物が圧倒的で、オンライン販売の53.2%をけん引しアドビの予想の52.5%を上回った。
また、小売業者全体の割引率は11─24%で、事前予想の10─24%を上回った。
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