初代『ガンダム』にしれっと登場していた別アニメキャラ 「ルパン三世」がジャブローに潜入していた?
ロボットアニメの金字塔として語り継がれる『機動戦士ガンダム』に、実は他作品のアニメキャラクターが登場していた?
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』や『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』など新作の話題が絶えないなか、改めて原点である初代『機動戦士ガンダム』にも注目が集まっています。ロボットアニメの金字塔として語り継がれる本作ですが、実は制作当時のスタッフの「遊び心」が随所に散りばめられていることをご存じでしょうか。
なんと作品中には、まったく関係のない他のアニメ作品のキャラクターが登場しているのです。
●『ダイターン3』キャラの意外な登場
注目すべきは第14話「時間よ、とまれ」での1シーンです。ジオン軍の地上部隊を慰問するマジシャンが手品を披露するシーンで、観客として集まった兵士たちの中に見覚えのある顔が潜んでいました。
マジシャン自体も『無敵鋼人ダイターン3』の「コマンダー・エドウィン」にそっくりですが、さらに驚くべきは兵士の中に「破嵐万丈」と「ギャリソン時田」らしき人物が確認できることです。
『無敵鋼人ダイターン3』といえば、1978年から1979年にかけて放送された、富野由悠季監督による日本サンライズ制作の作品。つまり『ガンダム』の直前に制作されていた先輩作品のキャラクターたちが、なぜか宇宙世紀の戦場に姿を現していたのです。 す。
●連邦軍基地に潜入?
最も驚愕すべきは、あの「ルパン三世」の一味が連邦軍の最重要拠点ジャブローに潜入していた可能性です。
第31話「ザンジバル、追撃!」では、基地のドックから「ホワイトベース」が発進する際の誘導シーンに注目してください。作業員のヘルメットから覗く顔をよく見ると、ルパンの特徴的な顔立ちや次元のトレードマークである顎ひげが確認できるのです。
さらに第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」でレビル将軍がソロモン要塞に降り立つシーンでは、出迎えた音楽隊の中に石川五ェ門や銭形警部らしき人物まで発見できます。
戦時下の混乱に乗じて、まさかの大泥棒一味が軍事機密を狙っていたのでしょうか。宇宙世紀においても、彼らは宇宙を股にかけた大冒険を繰り広げていた……のかもしれません。
(マグミクス編集部)