NVIDIAがエントリー向けGPU「GeForce RTX 5050」を7月後半に発売

デスクトップ版にはGDDR6を採用。消費電力は最大130Wで2,560基のBlackwell CUDAコアを搭載しています。 ちなみにGDDR6とは「Graphics Double Data Rate 6」の略称で、グラフィック処理に特化した高速メモリ規格のこと。3Dグラフィックスや高解像度ビデオの処理能力の向上が主な特徴で、より没入感のある映像体験を提供します。 ノート版には、さらにその上位モデルであるGDDR7 VRAMを採用。2,560基のBlackwell CUDAコアを備えており、消費電力35Wから100Wと電力効率がさらにアップ。 薄型軽量モデルのノートPCでバッテリー寿命を改善できるだけでなく、メモリ効率が向上していることから、ゲームやクリエイティブな作業中でも動作音や発熱を抑えることもできます。 NVIDIAによると、5050は同社屈指のニューラル レンダリング テクノロジーであるDLSS 4に対応。マルチフレームジェネレーション(MFG)を駆使し、「『サイバーパンク2077』や『Avowed』などのシングルプレイヤーゲームにおいて、高設定でも没入感のあるレイトレーシング体験を実現できる」と自信を見せています。 公式サイトでは、大型タイトルでの先代機種RTX 3050とのベンチマークを用いた性能比較も行なわれており、DLSS 4やフレーム生成を活用すると、かなりのパフォーマンス向上が期待できそう。 例えばRTX 3050と比較すると、ラスターFPSが平均で2.4倍高速化。DLSS 4テクノロジーをフル装備したゲームでは4倍の速度を実現しています。 発売予定は7月後半で、日本での価格は4万4800円から。 これで同社からはハイエンドからエントリーモデルまで、多様なモデルが出揃った形に。ノートはGDDR7搭載でデスクトップはGDDR6という不思議な構成ですが、対応ゲームがどれだけグレードアップするのか要注目です。 Source: NVIDIA via The Verge

R.Mitsubori

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