大画面タブレットは不要になるか…四つ折りスマホの時代が来る?
もう三つ折りすら新しくない…。
折りたたみスマホは、その奇抜なコンセプトは注目でも、なかなかメジャーな存在にまでなりきれていません。高すぎるのがネックという指摘が大勢ですけど、もっと度肝を抜くアイデアで、Samsung(サムスン)が攻めてきそうですよ。
三つ折りスマホの最前線
すでにSamsungは、三つ折りデザインのスマートフォン開発を、かなりの程度まで進めているとされています。これが本当に今年発売となれば、また一段と折りたたみスマホの市場に弾みがつくのでしょうか?
でも、この分野においては、昨年から三つ折りスマホの販売を開始したHUAWEI(ファーウェイ)が、だいぶ先を行っているともいえそう。販売エリアも拡大しているHUAWEI Mate XT Ultimate Designの完成度は、なかなかのものです。
後発のSamsungが、似たような三つ折りスマホを投入しても、そのインパクトは限定的では? もっとも同じ三つ折りでも、まだまだユニークなデザインはありますけどね~。
さらに先を行く四つ折りスマホ!
ところが驚くべきことに、このほどDigital Trendsは、Samsungが韓国で取得する特許情報として、四つ折りスマホのデザインを報道! あくまでも特許上のコンセプトではあるものの、パタパタパタと3回も広げると、とてつもなく大画面のタブレットが出現するアイデアは衝撃的でしょう。
Image: Digital Trends四つ折りスマホでカギとなるのは、中央のヒンジ。ここで左右に2画面ずつを支えるべく、一定の強度が求められます。中央からパカッと開き、さらにその両側を再び開くことで、実に4画面が折りたたまれているという仕組みですよ。
Image: Digital Trends当然ながら、その代償は折りたたんだときの本体の厚み。さすがに4画面が重なった分厚さは、現在市場で販売されているどのスマートフォンよりもゴツいデザインとなりそうです。
Samsungがこの四つ折りスマホを実際に商品化するつもりなのか、定かではありません。しかしながら、これ1台で大画面タブレットが不要になる魅力は大きいかも。折りたたみスマートフォンの世界は、実に奥が深いですよね。
Source: Digital Trends