中国がグローバルサウスで主導的役割、新開発銀と協力と習主席
アイテム 1 の 2 中国の習近平国家主席は29日、上海を訪問し、上海が世界的な影響力を持つ技術と革新の中核拠点になるための取り組みを加速させるよう呼びかけるとともに、新興国・途上国の「グローバルサウス」における中国の主導的役割を強調した。写真は新開発銀行を訪問した習主席。cnsphoto提供(2025年 ロイター)
[1/2] 中国の習近平国家主席は29日、上海を訪問し、上海が世界的な影響力を持つ技術と革新の中核拠点になるための取り組みを加速させるよう呼びかけるとともに、新興国・途上国の「グローバルサウス」における中国の主導的役割を強調した。写真は新開発銀行を訪問した習主席。cnsphoto提供(2025年 ロイター)
[北京 29日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は29日、上海を訪問し、上海が世界的な影響力を持つ技術と革新の中核拠点になるための取り組みを加速させるよう呼びかけるとともに、新興国・途上国の「グローバルサウス」における中国の主導的役割を強調した。
習氏の上海訪問は2023年11月以来。国営通信新華社によると、上海は人工知能(AI)の開発と統治の最前線に立つべく努力すべきだと述べた。
AI新興企業のインキュベーション施設を訪問し、スマートグラスを試着した習氏は、上海はAI振興へ、より支援的な政策を打ち出すべきだと述べた。
<グローバルサウスで存在感>
習氏は、中国やロシアなど主要新興国で構成するBRICSが設立した新開発銀行を訪問し、ルセフ総裁(元ブラジル大統領)と会談した。
新華社によると、習氏は会談で、新開発銀行とのプロジェクト協力を強化し、他の加盟国と開発経験を共有する用意があると述べ、グローバルサウス全体の台頭は世界平和を守る上で重要な力となっていると指摘した。
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