「64GBのiPhone」を現役で使い続けるための“ストレージ容量節約術”。月数百円払わなくてもサクサク動く(週刊SPA!)

 この頃高くて困るのが、お米とティッシュとiPhoneだ。2022年に災害級の円安が始まって以来、日本国民は“廉価版”であるiPhone SEのモデルチェンジを待ち望んでいたが、今春に発売された「iPhone 16e」の価格は99800円〜で、完全に期待外れだった。  しかも、最近のiPhoneはサイズがデカくなりすぎて、片手でホールドしながら操作できないという大きな欠点がある。したがって、iPhone miniやiPhone SEユーザーを中心に、買い替えを躊躇している人が多いと聞く。かくいう筆者も、iPhone 12 miniを手放せない“ゼッタイ片手派”の一員である。  とはいえ、古いiPhoneを使い続けるのには、困難が伴うのも事実。バッテリーの劣化と並んでよく聞く声が、ストレージの容量不足だ。そこで、iPhoneのストレージの賢い使い方について、少し考えてみたい。

 iPhoneの買い替えによって、ストレージの容量不足を乗り切ってきた人も多いのではないだろうか。  日本にiPhone 3Gが上陸した2008年、ストレージ容量は8GBと16GBの二択だった。それ以降のiPhoneにおける標準的なストレージ容量(最安値モデル)は、2011年に16GB(iPhone 4s)、2016年に32GB(iPhone 7)、2017年に64GB(iPhone 8)、2021年に128GB(iPhone 13)と増大していった。いずれの場合も、以前の2倍になっている。  したがって、「5〜6年おきに買い替える」というサイクルを採用してきた我慢強い人は、より大きなストレージ容量を持つiPhoneに、自然に乗り換えることが可能だった。  しかし現在では、価格高騰と“巨大化”の影響で機種変更を見送らざるを得ないほか、最新のiPhone 16eでも、ストレージ容量はiPhone 13シリーズと同じ128GBに据え置かれている(最安値モデルの場合)。iPhone 16がまったく無能というわけではないが、「今は買い時ではない」と考える根拠の一つにはなるだろう。  それでは、買い替え以外の方法でiPhoneの容量不足を解決するには、どうしたらいいのだろうか。

週刊SPA!
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