横断許可の直後に「止まれ!」 NY空港衝突事故、緊迫の音声記録公開
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【3月24日 AFP】ニューヨークのラガーディア空港で、エア・カナダ系の旅客機と消防車が衝突した22日深夜の事故で、衝突の直前、管制官が一度は消防車に滑走路の横断許可を出したものの、直後に緊急停止を命じていたことが音声記録で明らかになった。
当局によると、この事故で機長と副操縦士が死亡し、搭乗していた41人が病院に搬送された。
エア・カナダ系のジャズ航空が運航する、モントリオール発ラガーディア行きの8646便は午後11時40分ごろ、別の事案に対応するため向かっていた消防車と第4滑走路上で衝突した。
以下、公開された交信記録の抄録。
消防車運転手:ラガーディア管制塔、こちら消防車1号および随行車両。誘導路(D)での第4滑走路の横断許可を求める。
管制官:消防車1号および随行車両、誘導路(D)での第4滑走路横断を許可する。
消防車運転手:了解。消防車1号および随行車両、誘導路(D)で第4滑走路を横断する。
管制官:フロンティア4195便、そこで停止してください。(間が空く)止まれ、止まれ、止まれ! 消防車1号、止まれ、止まれ、止まれ! 止まれ、消防車1号、止まれ! 止まれ、消防車1号、止まれ!
(警報音が鳴り響く)
管制官:ジャズ646便。ジャズ646便、車両との衝突を確認した。(判別不能の音声)その場に待機せよ。機体が動かせないのは分かっている。現在、救助車両がそちらに向かっている。
──以下、管制塔内での対話
別の管制官:ひどい事故だ。見ていて本当につらかった。
担当管制官:ああ、分かっている。私はここにいたんだ。スタッフに連絡しようとしたんだが。直前まで別の緊急事態に対応していた。私がミスをした。
別の管制官:いや、君はできる限りのことをやっていた。(c)AFP