Sareee、「スターダム」朱里と壮絶ドローでIWGP女子王者へ激烈メッセージ「岩谷麻優!ボケっとしてんじゃねぇぞ!覚悟しておけよ」…3・10新宿全成績
◆女子プロレス「Sareee―ISM~Chapter7~」(10日、新宿FACE)観衆598(超満員札止め)
女子プロレスラー“太陽神”Sareeeが主宰する「Sareee―ISM~Chapter7~」が10日、新宿FACEで行われた。
メインイベントでSareeeはでスターダムの朱里とシングルマッチ。互いが持てる技と力の全てをぶつけ合った激闘は、瞬く間に試合時間の30分が過ぎ時間切れ引き分けとなった。
昨年2冠王に君臨したSareeeは今年に入り林下詩美、VENYに敗れ2本のベルトを全て失った。さらに今月23日の主宰大会で4月29日に後楽園ホールで引退するセンダイガールズの里村明衣子に敗れ3連敗を喫し、この朱里との一騎打ちで再起を誓った。
さらに2025年の目標にIWGP女子王座奪取を掲げるSareeeは「今の自分が挑戦する資格ってあるのかな?と思った時に自分はないと思います。こんだけ3連敗していきなりあのベルトに挑戦というのは、ファンのみなさんも納得いかないと思うし私も納得いかない。だからこそ、スターダムのモノが違う女、最強の女、朱里選手と闘いたいと思いました」と挑戦権の獲得をゲットする野望もあらわにした一戦。勝利には届かなかったが、すさまじい熱闘はどん底からはい上がる一歩を踏み出した。
それでも試合後のリング上では、マイクを持ち勝てなかったことにSareeeは「悔しい!でも、こんなんじゃ終われないですよね!みなさんが見届けに人になってくれましたよね、私たちの闘い。どうでしたか?」と超満員札止めのファンに呼びかけ「悔しいけど、でも、それがスターダムの強さの象徴なんですよね?あなたがスターダムの最強の女、モノが違う女ってことでいいですよね?私の認識間違ってなかったですよね?」と朱里に呼びかけ「私は今日勝てなかったけど、あなたに負けなかったです。何一つ負けてないって思います。だから、これからもっともっともっと…私とぜひ戦ってほしいです」と決着戦を要求した。
このメッセージに朱里も「悔しいよ!」と絶叫し「本当に悔しい。でも、今日この場所でSareee、あなたと試合ができたこと本当に刺激的だったし、私はもっともっとやり合いたいと思ったよ!」と再戦を受け入れた。この言葉を受けSareeeは、昨年4月に挑戦し岩谷麻優に敗れたIWGP女子王座奪取への思いを激白。朱里は涙を流し「私だってあのベルト巻きたいよ!絶対に私の腰に巻きたいベルトだよ!Sareeeには絶対に負けない」と挑発。泣く朱里にSareeeは「朱里さん、言わせてもらいますけど、ビービー泣いてんじゃねえよ! ダセェんだよ!」と張り手。「これが私なんだよ!なんでそんなこと言うんだよ」と張り手で応酬すると「私は必ずあのベルト先に巻いて必ずお前を挑戦者に指名してやる!ビービー泣いて待っておけ、オラ!」と突きつけ、朱里は「私があのベルトを先に巻いて、お前を挑戦者として迎え入れてやるよ!」と言い放った。
バックステージでSareeeは「勝てなかったけどスターダムの象徴に負けなかった」とかみしめると、、「岩谷麻優!オイ、ボケっとしてんじゃねぇぞ!すぐにでも取りに行ってやるから覚悟しておけよ」とIWGP女子王者の岩谷へメッセージを送った。
◆3・10新宿全成績
▼スペシャルシングルマッチ30分1本勝負
△Sareee(時間切れ引き分け)朱里△
▼シングルマッチ20分1本勝負
○安納サオリ(11分16秒、タンタンドル)叶ミク●
▼タッグマッチ20分1本勝負
DASHチサコ、○Chi Chi(14分07秒、エビ固め)VENY、花穂ノ利●
▼タッグマッチ20分1本勝負
ジャガー横田、○伊藤薫(12分25秒、ダイビングダブルフットスタンプ→体固め)狐伯●、岡優里佳
▼シングルマッチ10分1本勝負
○神姫楽ミサ(6分22秒、ラリアット→片エビ固め)しゃあ●