「ラブレターを書くことと作詞・作曲は同じ」映画『35年目のラブレター』公開記念舞台舞台挨拶【完全】レポート - NB Press Online
2025年3月8日、丸の内TOEIにて、映画『35年目のラブレター』公開記念舞台舞台挨拶が行われ、笑福亭鶴瓶、原田知世、重岡大毅、上白石萌音、秦基博、塚本連平監督が登壇。この舞台挨拶は全国329のスクリーンへのライブビューイングが行われた。
本作の元となったのは、2003年に朝日新聞で紹介されるやテレビ・雑誌で取り上げられ、さらには創作落語にもなるなど、様々な形式で広まり多くの感動を呼んだある夫婦の本当にあった物語。
戦時中に生まれた西畑保は十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める―――。
主人公・西畑保を笑福亭鶴瓶、その妻・皎子役を原田知世、西畑夫妻の若かりし頃を重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が演じる。一から文字を習い、妻へのラブレターを書くために奮闘する夫と長年支え続けた妻の心温まる感動の実話。全国各地で開催されている試写会では、「物語の内容もさることながら、キャスティングが素晴らしかった」「登場人物みんなの温かさに優しい涙が流れました。」等、キャストへの絶賛の声も多く寄せられている。
独演会で喋ってきたのでこんな声になってます(笑)ごめんなさいね、元々こんな声ではないんですけど。
笑福亭鶴瓶
でも、あっという間に3月の封切りの日が来まして、本当に早いですね。来てほしくないという思いもありますよ。ずっと終わらんといてほしいとかも思うんですけれども。
やっぱり良い映画に出させていただいたという実感がありますので、また1回、2回だけでなく、3回、4回と観ていただきたいと思います。今日はたくさん集まっていただいてありがとうございます。
今、(全国329スクリーンで)ライブビューイングで全国でご覧になっている皆さんも多くいらっしゃると聞きました。本当に嬉しいです。ありがとうございます。
そうですね、私もこんな素敵な作品に参加させていただけたことを本当に心から幸せに思っています。多くの方にこの作品が届くようにという気持ちでいっぱいです。どうぞよろしくお願いいたします。
原田知世
この作品を劇場で観ていただいて本当にありがとうございます。329館のライブビューイングの皆さんもありがとうございます。
たくさんの方に観てほしいなと思っている作品で、今日は本当に楽しみにしていました。
重岡大毅
お越しくださった皆様、全国の皆様ありがとうございます。私もこの公開日が来てほしいような、来てほしくないような気持ちで、撮影中もそうですけど、取材や舞台挨拶などでこの作品のことを考えるだけで本当に幸せな気持ちになっていましたし、みんなで集まったときのホッコリ感もすごく大好きで幸せだったので、すごく寂しいんですが、誰よりも寂しいのは、もう原田知世さんにしばらく会えなくなる鶴瓶さんじゃないかなと思っております。
上白石萌音
そうですよね。今日は(舞台挨拶を)噛み締めつつ、楽しみたいなと思います。
あっち(楽屋)におるときから、ずっとうるさいやんか。大人やろ?
主題歌を担当した秦基博です。素敵な映画『35年目のラブレター』と出会えたことで、自分にとっても大切な楽曲ができたと思います。映画と共にこれからも楽しんでいただけたらなと思っております。
秦基博
5年前に私の妻が家でテレビニュースを見ていまして、その時に西畑保さんのことを紹介されていて、家に帰った僕にすごくいい話だと教えてくれたんです。それで調べてみて、そして保さんにコンタクトを取って取材をしてということを経て、映画が今ここで完成して、そして皆様に観ていただける日がやってきました。
観終わって温かい気持ちになって、誰かにありがとうと言える内容になるといいなと思って作ってきたんですけれども、こんなにたくさんの人に観いただけて、まず本当に皆様ありがとうございます。いろいろな場所でご覧になっていただいた皆さん、本当にありがとうございます。
そして、台本に書いた文字で書いた人物を生き生きとした魅力的な人間にしていただけた(キャストの)皆様本当にありがとうございます。
それと、この映画の最後に魂を吹き込んでくれる曲を作っていただいた秦さん、本当にありがとうございます。
これ大事なとこなんですけれども、(今日は)うちの家族が来ておりまして、撮影中もエキストラで出ていましたけれども、うちの妻と娘たちに「いつもありがとうさん(※劇中セリフ)」と言いたいです。
早く言っておかないと時間がなくなっちゃうかと思って、もうまとめて言います(笑)
塚本連平(監督・脚本)
‐先ほど上映が終了した後に大拍手が起きておりました。SNSでも早速絶賛の声が届いているんですけれども、公開を迎えてのお気持ち、ここに立って皆さんのお顔をご覧になってのお気持ちはいかがでしょうか?
このメンバーとまた会えて、こうやって皆さんとお会いできて嬉しいです。でもほんとにすごい良い脚本ですよね。監督が全部書かれてね、よくあんなん書いたなと思うわ。
でも、鶴瓶さんの「TSURUBE BANASHI」を見させていただいて、先ほどの公演も見ましたけど、3年ぐらい前も見て、「あぁ、こういう風にできたらいいな」と思って。あんなふうにゲラゲラ笑って、全然しんみりさせないのに、すごく感動するような、そんなことを。
ありがとうございます。さっき(世田谷パブリックシアターで)やってきたんですよ。2時間しゃべってきて、明日もあるんですけど、ぜひ来てください。
でもね、この映画のことをずっとしゃべっていますよ。
ちょうど昨年の今日は、西畑家のセットで最終日の撮影をやってました。
それでもうそれが終わったら最後、残すは奈良のロケだなと思って。で、あの時にもう1年後は公開されてるんだ思って。
でも現場はすごい和やかで、とてもいい現場だったので、これはきっと、すごく素敵ないい作品に仕上がるんだなっていうのは思っていたし、私は監督を信じてついてきて、本当に素晴らしい場所、景色を見せてもらえたと思いますし、そういう意味では監督の奥様にもすごく感謝ですね。奥様がテレビを観てくれなかったら生まれない(作品だったかも)。
(監督は)だいぶ怖がってはるのちゃう?奥さんのこと。
(突然撮影時のことを振り返って)俺、途中、映画の中で寝たんですよ。ウトウトって。
そしたら、TK(タイムキーパー)さんが「OKじゃないです。今、鶴瓶さんが寝ています!」って言ったんです。
そしたら監督が「寝てていいんだよ!鶴瓶さんは寝るんだよ!寝るから鶴瓶さんなんだよ」って、意味がわからへんかった(笑)
いやいや、鶴瓶さんらしい、おおらかな態度で現場にいらっしゃっている方がいいなと思ったんです。
寝ていらっしゃるカットは、映画の中にもちゃんと入ってますけれども、誰も気づかないですよね(笑)
先ほど、監督が「ありがとうさん」ってご家族の方に言っているのを聞いて、自分も本当に言いたくなる映画だなと思ったので、誰かが大切な人に言っている今まさにその瞬間を見て、また心があったかくなったから、そういう連鎖が、たくさん日本全国で巻き起こっていけばいいなって、改めて思いました。
(原田さんと上白石さんは)九州の方やけど、二人の喋る関西弁いいよね。
大好きな映画が世の中に出た喜びもありますし、何より嬉しいのがこの物語が実話だということで、西畑さんが私たちと同じ今を生きていらっしゃって、映画にも実はご出演されているので。
そうですよ。撮影中、俺によくしゃべりかけはるんですよ。俺に俺が。
それが、シゲ(重岡大毅)のファンには非常に悪いんですけど、シゲもだんだん俺に似てきてんねんな。
それ言われます。嬉しいですよ。嬉しいんですけど、どこか複雑なんですよね(笑)
皆さんがじっくり愛情を注いで撮影されてきた作品が皆さんの元に届くということも、その一部に関われたことも嬉しいですね。
あと、「とても自然なお芝居、全部アドリブなの?」という感想もあって、ちゃんと台本に書かれたことをやっていただいているんですけど、2箇所だけ台本に記載していないものがあります。「嫌いなものでも好きなところが3つある」。
トマトとかソラマメは当日現場で鶴瓶さんにお見せして、「考えていただけますか?」ってお題を出しました。
鶴瓶さんが、さっきそのシーンを撮られたって聞いて、次が僕だったんですよ。
俺、もうそのシーンの撮影は手が震えてましたもん(笑)
監督の台本ってちょっと不思議なところがあって、おもろかったわ~。
(重岡&上白石を指して)ここらは知らないと思いますよ。
お母さんとかおばあちゃんに聞いてもらえればいいかなと思って。
笑福亭鶴瓶/原田知世/秦基博/塚本連平監督
‐さて、皆さんの後ろのパネルには、今までお披露目試写会等で既にご覧いただいていた方々からの感想を集めております。まずは鶴瓶さん、この中のご感想で、「家族の優しさを感じ、笑いあり、涙ありで、ハンカチなしでは見られませんでした。この春、一番素敵な映画だと思います」というご感想についていかがでしょう?
嬉しいです。実は昨日、うちの嫁が観に行ったんですが、帰ってきて「すごい良かった」と。普段は俺にこんなこと絶対に言わないんですよ。
‐本作は、優しさ、温かさに溢れた作品だと思いますが、この本作の空気感というのはどんなことを意識して鶴瓶さんは演じていたんですか?
御本人がいらっしゃいますから、(僕としては)あまり意識していないんですが、この夫婦がホンマの夫婦に見えるという感じが一番大事やなと思ったんですよ。あの長屋の雰囲気で。ようあの長屋の場所を探してきたなって。奈良のあそこ。
寒い朝に出ていくシーンがあるじゃないですか。あそこで完全に夫婦になっているなと思ったんです。出会ったのがホンマにほぼこの映画が最初なのに。
笑福亭鶴瓶/原田知世
本当に初日から自然に横に居れて、自分がとてもリラックスしているのに驚きました。
‐原田さん、「大切な人のために努力することがこんなにも愛に溢れているのだと感じました」というご感想が届いていますが、いかがでしょうか。
皎子さんは、もともと情も深い人なんだけど、保さんという人に出会ったことによって、何かしてあげないといられないというか、とにかく力になってあげたいっていう気持ちが自然とどんどんどんどん一緒にいるうちに沸き上がってきて。
だから、それはもしかしたら努力をしようとかっていうことでもない、単純に心が動いたっていうことかな。それが愛になっていくことなのかなと思いました。
私も、鶴瓶さんの隣にずっと居て、ただ見つめてそばに居ることが、きっと一番大事だなと思って日々撮影中過ごしていましたけど、私も自然と鶴瓶さんに対して何かできることないかなって現場で常に思う自分がいて、それがすごく皎子さんと保さんの関係に近づいていけたことなのかなって。
それは、役作りで何かこう見せようっていうことではない部分を自分で感じましたので、それは私の皎子さんも、鶴瓶さんの保さんがいたから、あの皎子さんになったように感じています。
泣くシーンとか、泣こうと思ってもあんまり泣けないんですよ。でもあのシーンでは、アワワワワって自然と嗚咽したんですよ。皎子さんとのやり取りがあってのあれを見た時に、本当に泣けてきたんです。アワワワワって。
だから、この雰囲気の良さがあって自然と涙が出たというか。そうやろ?
アワワワワって。子どもが泣くときもそうなるやろ。アワワワワって。
‐重岡さん、「何歳になっても何かにチャレンジすることの大切さを学ばせていただきました」という感想が届いているんですが、確かにそういったところにも励まされる映画ですよね。
そうですね。僕もそこを学ばせていただきました。この映画の脚本をいただいた時、すごく惹かれた一つが、この映画のメッセージの「何歳になってもやるということに遅いことはない」。
僕もそう信じてるつもりなんやけど、ずっとやりたかったことなのに、また今度でいいやとか、またいつかと言ってごまかしてしまうことがあるなって自分でも思って、でも、そういうのにチャレンジするってすごく力がいることだし、もしまた途中で投げ出してしまったらとか、止めてしまったらまた惨めな気持ちになってみたいなことを思うと、どこか信じているけど、信じられへんというか、だったら俺はこの西畑保さんという役を演者として通して、先にある何かというのを一緒に見つけに行こうという感覚でこの映画に参加させていただきました。本当に本当にこの作品に出会えてよかったなと思って。
塚本さん、スタッフの皆さんが僕に声をかけていただいたことに感謝していて、改めて、(監督に向かって)ありがとうございました。あ、「ありがとうさん」。
‐保さんは、読み書きを覚えることで葛藤していて、ただ前に進もうという決意をする姿に皆さんも心打たれたと思いますが、あの葛藤をお芝居で演じるという上で、重岡さんが意識していたことはありまか?
撮影を通して、そして今皆さんにこうして観ていただいて、今思うのが、あの時、萌音ちゃんの皎子さんがそばにいてくれたこと。
どうしても自分のことだけに一生懸命になるし、必死になっちゃって、見え方とか感じ方が狭くなるけど、やっぱり誰か自分一人喜ぶより、一緒に喜びたいなという大切な人がいるから、その人を思い浮かべると、すごく力が出るんだなっていうのは、この映画で改めて思ったことです。
謝って逃げて、そして皎子さんが来てまた、というシーン、すごい良かったわ。
文字のあれを言うとことかもめっちゃ怖くて。やっぱりああいうシーンって。
台本を読んだときに、めっちゃいいから、それを思い浮かべて、そこに自分が居れるかみたいなことを考えちゃうんですけど。
あれはほんまにもう、スタッフの皆さん、監督、そして萌音ちゃんの完全におかげです。
‐上白石さん、「10回泣いて10回笑いました。観たあとは絶対に大切な人に会いたくなります」との感想が届いています。
私も試写で観て、もう笑ってるのか泣いているのか最後わからないくらい、いろんな感情が一緒くたになったんですけど、この映画を観終わって思い浮かぶ人がいるってすごく幸せなことですよね。
それを思い浮かべただけじゃなくて、ぜひ伝えてほしいなと思いますし、生きてるといろいろなことがありますけど、なるべく物事のいい面、人の“ええとこ(よいところ)”を見て生きていきたいなって。
そしたらこんな大きな愛に出会えるんだなっていうのを教えてくれる映画だなと思います。
‐皎子さんの大切な人を一生支えるという覚悟を映画からも感じたんですけれども、上白石さんはどういうことを意識して演じられましたか?
私も知世さんと一緒で、ただただ横に居て、呼吸を感じて、隣に居るだけで皎子さんになれました。台本に書かれてあることが文字じゃなくて本当に心の底から出てくるようになったので、それは本当にもうシゲちゃん(重岡大毅)のおかげだなと思って「ありがとうさん」。
隣で、毎日ガッツを燃やして、西畑保さんの人生を全身にインストールして、頑張るんだ、頑張るんだってやってる姿を常に見ていて、私も一緒で、何かできることがないか、どうしたらこの人のためになれるのかっていうのを常に考え続けた時間でしたので、本当に(重岡さんの)保さんに皎子さん作ってもらったなと思っております。
上白石萌音/重岡大毅
‐そして秦さん、「秦さんの優しい歌声と共に、シーンを振り返りながらエンドロールを観終わると、心の中は温かさで溢れて、この作品に出会えてよかったという気持ちでいっぱいです」という感想が届いています。
ありがとうございます。やっぱりこの映画が持っている温かさとか、映画を観終わった時にじんわり胸に迫るものを、そのまま映画館を出た後も持って帰ってもらえるような、そんなエンドロールというか、曲にできたらなというイメージではいたので、そう思っていただけてたら嬉しいですね。
秦基博
‐今回、脚本を読まれた上で曲を作られたそうですが、順番としては歌詞よりメロディーが先だとか?
そうですね。僕はいつもメロディーから作るんですけど、今回もメロディーから作りました。
やっぱりラブレターを書くということが、そもそも文字が書ける書けない以前に、何かここ(胸の内)にあるものを形にすることってすごく難しいことだと思っていて、それは、歌を作ることと似ているのかなというか、リンクする部分がすごくあるなと思った時に、いつも自分も、ここ(胸の内)にあるなんとも言えないものをどうやって歌にしようと思って作っているんですけど、きっとラブレターを書くということも同じことなのかなと思った時に、この「ずっと作りかけのラブソング」という曲になったので、映画『35年目のラブレター』と出会えたことで、僕もこの曲と出会えたという感覚でいます。
‐歌詞の「50音をどう紡いだら伝わる」というところが、まさに今のお話とリンクしますよね。
そうですね。限られた言葉の文字の数をどう組み合わせたら、ここにあるものがそこに現れるのかっていうのをいつも悩んでいるところではあるので、それをそのままなんか歌にしたのが今回の曲です。
‐ありがとうございます。皆さん、この主題歌を聴かれていかがでしょうか?
僕のラジオに来ていただいて、その前も聴いていて、秦さんの曲をいくつか聴いたんですけど、テーマを与えられて、こんなんよう作るなと思って。でも映画の主題歌を作るって責任がありますからね。頼まれてんねんから。
笑福亭鶴瓶/原田知世/秦基博/塚本連平監督
そういえば今、マクドナルド(の店内放送)で、秦さんが話されているじゃないですか。朝、たまにマクドナルド行って(映画を観た)皆さんの感想をスマホで拝見してるんですけど、皆さんの感想と秦さんの歌でもう泣けてきて。
「ずっと作りかけのラブソング」も流れてますからね。
朝マックを食べながら、白髪のおじさんが泣いていたら、それが僕である可能性があります(笑)
塚本連平(監督・脚本)
そう、本読みの時から、グワーって泣いてはるんやけど、よう泣くよ、あの人。嬉しいわね。
いや、本当にすごくいい映画に出会えたと思いますよ。
とても素敵です。監督が書かれている映画の大切な部分を歌詞にしてメロディにして。で、また秦さんの声が素晴らしいので。
私は映画のエンドロールってすごく好きなんですよね。この作品は特にどんどん、じわじわ胸に響いてきて、最後の最後、秦さんの歌でまたさらにもう涙が止まらないみたいな素晴らしい流れができてるし、きっとこの曲だけを家に帰って聴いても、この作品のことを、皎子さんと家族のことを、保さんとの物語に、音から飛べるっていうぐらい、とてもぴったりで完璧なお仕事をされて、すごいなと思います。素敵でした。
やっぱり僕が思うのは、言葉ってどこか完璧じゃないというか。
「どうやったら、この想いが伝わるんだろう?」「どの言葉が私のこの感情に一番ピッタリだろう、似合うだろう?」って一生懸命考えること。
さっき秦さんもおっしゃってましたが、“どんな言葉がいいだろう”って考えること、それこそが尊いな、美しいなと思って。
まさにその尊さっていうのを曲に落とし込んで、本当に映画にぴったりな楽曲を書いててかっこいいなと思いましたし、ありがとうございます!
‐上白石さんにも是非主題歌の感想を伺わせてください。
私もこの曲は最初に聴いた時から大好きで、“ずっと作りかけだ”っていうのがすごく好きです。
今までもずっと、これからもずっと作りかけでどんどん更新されていって、ずっと探し続けるんだっていう、何かその大きさがある気がしていて、とても響きます。
本当は映画をご覧になってくださった皆さんとお一人ずつ感想を聞きたいなというような、そんな作品です。
自分もこの作品を見てそう思ったんですけど、ご自身の家族、友達、そして愛する人、大切な方々に感謝の気持ち、「ありがとうさん」っていう、そんな気持ちを伝えるきっかけに、この作品がなるといいなと思っています。多くの方々にこの映画が届くように心から祈っています。
僕は52から落語を始めたんですよ。(それまでも)やっていたんですけれども、ちゃんとした形で「六人の会」というのを立ち上げて、それで春風亭小朝さんや立川志の輔さんとかとやりだしたんですけど、こんなん、ほんまにやれるんかなと思ったんです。
けど、やる気がないとあかんという状況の中で、今にも至っているんですけど、やれるんですよね。50過ぎからでも、ちゃんと自分がそういうスイッチを入れたら。
是非何か始めていただきたいし、この映画をきっかけにこんなものを始めたというのをぜひ皆さんにも挑戦していただきたいと思います。
(この映画を)もう一回観たら違う形も見えるので、ぜひ何回も観ていただいて、自分の肥やしにしていただきたいと思います。今日はありがとうございました!
上白石萌音/重岡大毅/笑福亭鶴瓶/原田知世/秦基博/塚本連平監督
- 上白石萌音/重岡大毅/笑福亭鶴瓶/原田知世/秦基博/塚本連平監督
- 笑福亭鶴瓶
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- 原田知世
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- 上白石萌音/重岡大毅
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- 秦基博
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- 塚本連平(監督・脚本)
- 塚本連平(監督・脚本)
- 塚本連平(監督・脚本)
- 笑福亭鶴瓶/原田知世/秦基博
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- 笑福亭鶴瓶/原田知世/秦基博/塚本連平監督
- 笑福亭鶴瓶/原田知世/秦基博/塚本連平監督
- 笑福亭鶴瓶/原田知世/秦基博
- 笑福亭鶴瓶/原田知世/秦基博/塚本連平監督
- 笑福亭鶴瓶/原田知世
- 笑福亭鶴瓶/原田知世
- 笑福亭鶴瓶/原田知世
《INTRODUCTION》
2003年に朝日新聞で紹介されるやテレビ・雑誌で取り上げられ、さらには創作落語にもなるなど、様々な形式で広まり多くの感動を呼んだある夫婦の本当にあった話が映画となって2025年3月7日(金)より全国の劇場にて公開する。
戦時中に生まれた西畑保は十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める―――。
主人公・西畑保を笑福亭鶴瓶、その妻・皎子役を原田知世、西畑夫妻の若かりし頃を重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が演じる。一から文字を習い、妻へのラブレターを書くために奮闘する夫と長年支え続けた妻の心温まる感動の実話。全国各地で開催されている試写会では、「物語の内容もさることながら、キャスティングが素晴らしかった」「登場人物みんなの温かさに優しい涙が流れました。」等、キャストへの絶賛の声も多く寄せられている。
出演:笑福亭鶴瓶 原田知世
重岡大毅 上白石萌音
徳永えり ぎぃ子 辻󠄀本祐樹 本多力
江口のりこ 瀬戸琴楓 白鳥晴都 くわばたりえ
笹野高史 安田顕
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