拳王、「You Tube」で「元日」日本武道館「試合順」激怒…「なんで中邑真輔が最終試合じゃねぇんだよ!」

 プロレスリング・ノアの「ALL REBELLION」拳王が5日までに自身のYou Tubeチャンネル「拳王チャンネル」を更新し、来年「元日」日本武道館大会の試合順に激怒した。

 武道館大会は、世界最大の団体「WWE」スーパースターの中邑真輔が2年ぶりに参戦。佐々木憂流迦と対戦する。ただ、ノアが発表した試合順は「中邑対佐々木」はダブルメインイベント1で事実上、セミファイナル。メインイベントは「ダブルメインイベント2」と題された清宮海斗と小澤大嗣改めOZAWAのGHCヘビー級選手権となった。

 この試合順に拳王は、「拳王チャンネル」で「おい!なんで中邑真輔が最終試合じゃねぇんだよ!おかしいだろうが」と激怒。あの中邑真輔だよ、しかもUS王者、ベルト持っているだよ」と強調した。

 さらに拳王は、2年前の元日「武道館」が、中邑とグレート・ムタがメイン。この時、セミファイナルが拳王が清宮のGHC王座に挑んだ選手権だった。さらに今年の1・2有明アリーナ大会は飯伏幸太と丸藤正道がメイン。セミが拳王と征矢学のGHCだったことを引き合いに出し「会社は俺のことが嫌い?」と自らが絡んだGHCはセミファイナルになることに憤慨した。さらに中邑がUS王座を保持していた場合は「最終試合にしようよ」と提案していた。

 これまでは「年間最大のビッグマッチ」でGHCヘビー級選手権が「セミファイナル」になるたびに激怒していた拳王。今回は、メインにもかかわらず会社にかみついた言動は相変わらずの面倒くささ全開だった。 そんな拳王は、元日の武道館で第4試合で「想い人」と対戦する。

 ◆元日日本武道館大会全対戦カード

 ▼ダブルメインイベント2・GHCヘビー級選手権試合

王者・清宮海斗 VS 挑戦者・OZAWA

 ▼ダブルメインイベント1・スペシャルシングルマッチ NEW YEAR FIRST DREAM

中邑真輔 VS 佐々木憂流迦

 ▼GHCタッグ選手権試合

王者組・丸藤正道、杉浦貴 VS 挑戦者組・ジャック・モリス、X

 ▼GHCナショナル選手権試合

王者・征矢学 VS 挑戦者・マサ北宮

 ▼GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分3本勝負

王者・ダガ  VS 挑戦者・Eita

 ▼第4試合・スペシャルシングルマッチ

拳王 VS 想い人

 ▼第3試合・シングルマッチ Brother vs Brother

イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS ガレノ・デル・マル

 ▼第2試合・8人タッグマッチ NEW YEAR LIMIT BREAK

潮崎豪、モハメド ヨネ、小峠篤司、大原はじめ VS 藤田和之、石川修司、遠藤哲哉、ブラックめんそーれ

 ▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/3WAYマッチ

王者組・HAYATA、YO―HEY VS 挑戦者組・AMAKUSA、宮脇純太 VS 挑戦者組・アレハンドロ、カイ・フジムラ

※最初に勝利したチームが、この試合の勝者。

 ▼ダークマッチ・NOAH THE RUMBLE(午後3時15分・試合開始

出場選手→小田嶋大樹、大和田侑、晴斗希、谷口周平、タダスケ、菊池悠斗ほか全13選手が出場。

 ※2名の選手の対戦から開始、60秒ごとに選手が入場し対戦に加わっていく全13選手によるランブル戦。勝敗は、フォール、ギブアップの他にトップロープ越しに場外に落ちると失格となる「オーバー・ザ・トップロープ」形式を採用。優勝者にはどのGHCタイトルにも挑戦できる権利が与えられる。

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