【広島】ヤクルトに痛恨の2連敗...常広が4回10安打5失点の炎上でプロ初黒星 育成ルーキー下川にプロ初勝利を献上 坂倉は2戦連発も
■プロ野球 ヤクルト7ー4広島 (31日 神宮) 広島はヤクルトに敗れ5連勝後の2連敗、2回に末包の適時打で先制も先発・常広が直後に2回に5安打を集中され岩田と長岡に適時打を許し3失点。3回に菊池の押し出し四球で1点差に迫るも常広は4回に長岡と村上に適時打を浴びる。常広は4回10安打5失点でプロ初黒星。中﨑が5回に北村恵に4号ソロ、岡本は7回に北村恵に適時二塁打を打たれた。 野手オーダーはファビアンと佐々木がベンチ。中村奨が1番ライト、羽月が2番サード、クリーンナップは小園、モンテロ、坂倉で組み菊池が6番、末包は7番、大盛が8番センターに入った。 ヤクルトの先発・下川に1回、中村奨が中安打、羽月は二ゴロで走者が入れ替わり羽月は二盗失敗、小園は遊直に倒れた。 先発・常広は今季2度目の登板、今季初登板となった前回の8月24日・中日戦(マツダ)は5回1/3を72球、3安打、1死球、5奪三振の3失点(自責2)で勝ち投手。ヤクルト戦はプロ初登板。 常広は1回1死から長岡にツーベースも太田を二ゴロ、村上を空振り三振に取った。 2回の攻撃でモンテロがライトへツーベース、坂倉は中飛、菊池は二ゴロも末包がライトへタイムリーを運び1点を先制する。だが常広は2回1死から北村恵と古賀に連打され岩田にライトへタイムリーを放たれ、1ー1の同点に追いつかれる。 常広はさらに下川の犠打、濱田に死球で2死満塁とすると長岡にレフトへ2点タイムリーを流し打たれ、1ー3と勝ち越された。 3回の攻撃で2死から小園、モンテロが連打で坂倉が四球で満塁とすると菊池が押し出し四球を選び、2ー3とする。なお満塁で末包は遊飛に終わった。 常広は3回、オスナ、北村恵、古賀と初めて三者凡退に抑える。だが常広は4回1死から下川に右中間にツーベース、濱田に左安打で一・三塁とすると長岡にライトへタイムリー、2死後に村上にレフトへタイムリーを運ばれ、2-5となった。 常広は4回を91球、10安打、1死球、4奪三振のプロワースト5失点(自責5)で降板。 5回の攻撃で羽月が三前にセーフティーバントを決め、モンテロが猛打賞の中安打で1死一・三塁とすると坂倉がセンターへ犠飛を打ち上げ、3ー5とする。だが5回、2番手・中﨑が先頭・北村恵にレフトスタンドへ4号ソロを打ち込まれ、3ー6となった。 6回の攻撃はヤクルト2番手・矢崎に2死から代打・佐々木が左安打も中村奨は投ゴロに倒れる。7回の攻撃はヤクルト3番手・荘司に羽月は空振り三振、小園は中飛、モンテロは空振り三振と中軸から快音が出ず。 7回、4番手・岡本がオスナに中安打、北村恵にレフトオーバーのタイムリーツーベースを飛ばされ、3ー7となる。 8回の攻撃でヤクルト4番手・木澤に先頭・坂倉がライトスタンドへ2試合連続5号ソロを放ち、4-7に。1死後に末包と大盛の連打で一・二塁とするが代打・ファビアンは一飛、中村奨は二ゴロに終わった。 9回の攻撃でヤクルト6番手・星に1死から小園が中安打もモンテロ、坂倉が凡退し試合終了。