みずほFG、4─12月期純利益33%増 通期予想超えも計画据え置き
2月3日 みずほフィナンシャルグループが3日発表した2024年4─12月期の連結純利益は、前年同期比33.1%増の8553億円だった。写真は2018年8月、都内で撮影(2025年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 3日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループ(8411.T), opens new tabが3日発表した4─12月期の連結純利益は、前年同期比33.1%増の8553億円だった。通期見通しの8200億円を上回ったものの、計画を据え置いた。
財務企画部の峯岸寛部長は計画を維持した理由について「将来に向けての盤石な財務基盤を整えるための対応を第4・四半期に行うことを想定している」と説明した。IBESがまとめたアナリスト11人の予想平均値8419億円だった。
2024年10ー12月期の連結純利益は、前年同期比27.6%増の2891億円だった。日銀による政策金利引き上げのプラス効果のほか、円安や政策保有株の売却益も貢献した。峯岸部長は、「ビジネス面でやるべきことを着実にやれている四半期だった」と評価した。
日銀による政策金利引き上げ効果として、今年度は1050億円、来年度は2250億円、資金利益の押し上げ要因となるという。
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