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米ウィスコンシン州チッペワフォールズのカスター農場で行われた「米国農業」に関する円卓会議に参加するため、トラクター脇を通り抜けるドナルド・トランプ米大統領(2026年6月5日撮影)。(c)SAUL LOEB/AFP

【6月8日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は、イラン戦争に関する戦略について鋭い質問や度重なる悪天候での中断を耐え抜いたものの、選挙不正に関する根拠のない主張を追及されると、米NBCのインタビューを途中で切り上げて立ち去った。

トランプ氏は、7日に放送されたニュース番組「ミート・ザ・プレス」の司会クリステン・ウェルカー氏に対し、「君たちは一方的で、ゆがんだネットワークだ。もうおしまいだ、もう十分だ。ありがとう、お嬢さん。楽しい時間を過ごしてくれ」と言い放ち、席を立ってインタビューを打ち切った。

5日に収録されたこのインタビューは、トランプ氏が農家に向けて演説を行っていたウィスコンシン州の農場で行われた。背景にはトラクターや干し草の山が置かれていた。

インタビューは、屋根を激しくたたきつける豪雨によって何度も中断され、音声トラブルも発生し、会話を続けるのが困難な状況だった。

ウェルカー氏が技術スタッフに撮影を止めるべきか確認したところ、大統領は「いや、みんな分かってくれるさ。ここは農場だ」と答えた。

その後、イラン、核兵器、そして米国を外国の戦争に巻き込まないという自身の選挙公約についていくつかの質問が続いた。

トランプ氏は「まず第一に、私は戦争をしないとは保証していない。そうでなければ、なぜ世界最強の軍隊を築き上げたんだ?」と述べ、さらにウェルカー氏を「大物のリベラルで、大物の革新派だ」と非難した。

これに対し、ウェルカー氏は「いいえ、私はただのジャーナリストです」と反論。

トランプ氏は続けて、「私はこうした終わりのないの戦争が嫌いなんだ。しかし、これは終わりのないの戦争ではない。これを始めてまだ3か月だ」と語った。

さらにジョー・バイデン前大統領の下、「党派的な起訴」の犠牲になったとトランプ氏が主張する人々に対し、税金を財源として補償を行うという、同氏が提案しているプログラムに議論が及ぶと、再び緊迫した空気となった。

「『反武器化基金』がどうなるか分からない。そのアイデアは気に入っている。なぜなら、あなたのようなフェイクで汚いメディア、ゆがんだメディア、そして愚かなバイデンのようなやつらが……人々を破滅させたからだ。何も悪いことをしていない人々を刑務所に送った」

ウェルカー氏が「あなたの発言には何の証拠もありません」と指摘すると、トランプ氏は2020年の大統領選が「不正操作された」という過去の虚偽の主張を繰り返し、先週カリフォルニア州で行われた予備選挙も同様だったと述べた。

ウェルカー氏は一歩も引かず、トランプ氏に証拠を提示するよう求めた。

トランプ氏は最後に「あなたはゆがんでいるか、さもなければマヌケだ」と言い放ち、ウェルカー氏が対話を続けようと引き止めるのを無視して、カメラの枠外へと去っていった。(c)AFP

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