【独自】「スマホと命どっちが大事?」“ながら”でベビーカー押し赤信号横断…車道飛び出し&ノールックの高齢自転車も 千葉・福島・大阪

各地で安全確認の重要性があらためて浮き彫りとなる瞬間が相次いでいる。 千葉市では、左右を確認せず横断する“ノールック”の高齢女性が乗る自転車が撮影された。 福島・伊達市では、歩道から突然車道へ飛び出す自転車、大阪市ではスマホに夢中で信号無視をするベビーカーを押した女性も確認され、いずれも危険な状況だった。

大阪市の撮影者は、「スマホと命、どちらが大事なのか」と警鐘を鳴らしている。

危険!ノールックで道路横断する高齢者

千葉市の末広街道で10日に撮影されたのは、左右の確認をしていないように見える“ノールック”で横断する危険な自転車だ。

道路を横切るように横断していた高齢者(映像提供:あべやすさん)

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撮影者によると、自転車に乗っていたのは高齢の女性だった。 道路の見通しが良く、離れたところから自転車の横断を確認できたため、接触は避けることができたという。

急な進路変更?飛び出す危険な自転車

福島・伊達市で15日、こちらでも周囲の安全確認を怠る危険な自転車がカメラにとらえられた。

歩道から飛び出してきた自転車(映像提供:視聴者)

撮影者の車が直進レーンを走行していると、歩道を走っていた自転車が突然進路変更し、車道側へ飛び出してきた。

急ブレーキをかけ急停止した車の横を走り去る自転車(映像提供:視聴者)

撮影者はとっさにハンドルを切り、急ブレーキで衝突を回避した。 横断歩道には信号待ちの歩行者が数人いたことから、自転車は人を避けるために急な進路変更をしたのではないかという。

自転車は車の存在に気づいたのか、それとも気づかなかったのか、振り返ることなくそのまま走り去った。

“ノールックママ”の危険な瞬間

大阪市で13日に撮影されたのは、自身に及んだ危険に「気づいた方が良かったかもしれない」と撮影者が気遣った瞬間だった。

道路の横断中もその後も車に気づかない様子の女性(映像提供:蜂蜜さん)

当時、現場にはベビーカーを押して道路を横断する女性がいた。 しかし、車が接近しているにもかかわらず、こちらに気づいている様子はない。

女性が気を取られていたのは「スマホ」か(映像提供:蜂蜜さん)

その理由は手元のスマホだ。 「私(の車)が近づいても、まったく気づかない感じ。横を見たらスマホに熱中していた」と撮影者は語る。

当時、横断歩道の信号は赤だった。 撮影者はクラクションを鳴らして警告しようとしたが、「悩んだんですが、子どもがビックリするかと思って鳴らさなかったんですよ」と話した。

ベビーカーに子どもが乗っていたため、控えたというクラクション。

しかし、「もしかしたらクラクションを鳴らした方が、その方に対する優しさだったのかなと。スマホと(命)どっちが大事なの?」と語っている。 (「イット!」 2月25日放送より)

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