C・ロナウド・ジュニアが日本戦で代表デビュー! U-15日本代表はポルトガルに大敗、後半ATに藤澤斗亜が一矢報いる

途中出場で代表デビューを飾ったクリスティアーノ・ロナウド・ジュニア

 U-15日本代表は13日、クロアチアで行われたInternational U-15 tournament “Vlatko Markovic” 2025の初戦でU-15ポルトガル代表と対戦し、1-4で敗戦。ポルトガルはFWクリスティアーノ・ロナウドの息子、14歳のC・ロナウド・ジュニアが途中出場で代表デビューを果たした。

 日本のスタメンはGK三崎斗馬(鹿島アントラーズジュニアユース)、DF對馬羽琉(川崎フロンターレU-15生田)、DF笹倉拓真(川崎フロンターレU-18)、DF三谷友浩(ヴィッセル神戸U-15)、DF鮫島充輝(FCグランリオ鈴鹿)、MF宮園蒼空(北海道コンサドーレ札幌U-15)、MF深谷朔共(名古屋グランパスU-15)、MFオツコロ海桜(FC LAVIDA)、MF嵯峨日向(前橋育英高)、MF三井寺眞(FC FUORICLASSE SENDAI)、FW土井空芽(鹿島アントラーズつくばジュニアユース)。

 序盤は拮抗状態が続いたが、前半20分に均衡が破れる。ポルトガルはロレンソ・フェルナンデスが日本の最終ラインの裏にパス。反応したラファエル・カブラルが左足シュートをゴール右隅に決め切り、先制に成功した。2分後にも左サイドからパスを受けたカブラルが反転しながら右足シュートを決め、2-0と点差を広げた。  日本も前半29分にオツコロがゴール前で決定機を作るが、シュートを打ち切れずに相手GKのセーブに遭う。32分にも土井がゴール前に進入するが、相手守備陣にブロックされた。直後には深谷が右サイドからカットインをして左足シュートを放つが、相手GKの頭上でキャッチされた。  前半を0-2で折り返した日本は後半17分にもピンチを迎える。カブラルを自陣内で倒してしまい、PKを献上。カブラルのシュートをGK三崎は止め切れず、3失点目を喫した。  後半13分、ポルトガルはC・ロナウド・ジュニアが途中出場し、代表デビューを果たした。  日本は後半18分に敵陣に入り込む。鮫島が左サイドから突破を図り、相手のスライディングタックルを華麗にかわす。PA左からクロスを上げるが、中央の味方には合わなかった。

 後半28分、日本は2枚替え。土井と三井を下げ、FW小松大馳(浦和レッドダイヤモンズジュニアユース)とMF有吉渉(サガン鳥栖U-15)を投入した。

 その後は互いにオープンな展開が続くが、後半32分にスコアを動かしたのはポルトガル。エンリケ・アメンが途中出場から1分経たずしてPA右からの右足シュートを決め、ダメ押しの4点目とした。

 後半33分、日本はさらに3枚替え。宮園、オツコロ、嵯峨に代えて、MF竹信瑛治(アビスパ福岡U-15)、FW藤澤斗亜(横浜F・マリノスジュニアユース)、MF山田凌也(ヴィッセル神戸U-15)が出場する。

 日本は後半アディショナルタイム1分過ぎに一矢報いる。山田がドリブル突破でPA左に進入。左足クロスは相手GKにはじかれるも、ゴール前でこぼれたボールを藤澤が右足ダイレクトで押し込んだ。  そのまま試合は終了し、日本は1-4で敗戦。翌14日にもイングランドと、16日にはギリシャと対戦し、18日に順位決定戦が行われる。

クリスティアーノ・ロナウド・ジュニアは父と同じ背番号7を着用

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