『THE SECOND』総合演出が1回戦全カード解説 「えげつない」金属バット、「スタジオが揺れた」トットら8組激突

インタビュー

目次を開く

芸歴16年以上の漫才師たちが“次の物語”をかけて激突する――。『アサヒ ゴールド presents THE SECOND~漫才トーナメント~2026』グランプリファイナル(フジテレビ系、きょう16日18:30~ ※一部地域除く)は、金属バットvsヤングの戦友対決から幕を開け、タモンズvs黒帯、シャンプーハットvsリニア、ザ・パンチvsトットへと続く。今年から総合演出を務めるフジテレビの角山僚祐氏に、結果が読めない4試合の見どころを聞いた。

  • 『THE SECOND~漫才トーナメント~2026』ファイナリスト8組

全4大会中、3大会で第1試合

今年のグランプリファイナルで、角山氏がまず注目するのが、第1試合の金属バットvsヤング。大阪のアングラシーンでともに歩んできた漫才師同士の対決が、全国ネットのゴールデン帯で放送されることに、「その熱さは大注目です」と力を込める。

ネタ番組であれば、よりポップな印象のあるザ・パンチやリニアから始まる形にするのが常道だが、組み合わせはくじ引き。ただ金属バットは、かつては“怖い”印象を持たれることもあったものの、近年は上方漫才大賞の奨励賞を受賞するなど、着実に技術で評価されている。見た目や発言にドキッとする瞬間がありながら「軸は本当にしっかりした漫才」というギャップも魅力だ。

4年連続グランプリファイナル進出という金属バットの実績についても、「過去に決勝でやったネタはできないので、新ネタを作り続けなければいけない。それなのに毎回、新ネタがめちゃくちゃ面白いのがえげつないです」と舌を巻く。

金属バットは、これまでの全4大会中、3大会で第1試合を戦っており、ある程度場慣れしたコンビが大会の空気の先鞭をつけてくれる安心感もあるという。

  • 第1試合:金属バットvsヤング

一昨年のベスト4 vs M-1ラストイヤー直後

第2試合は、タモンズvs黒帯。大阪の先輩・後輩対決であり、タモンズは一昨年のベスト4、黒帯はノックアウトステージを高得点で勝ち上がってきた。

黒帯は昨年のM-1ラストイヤーから勢いが右肩上がりになっている存在で、「中堅ベスト4経験者のタモンズとどうバチバチやり合うのか、楽しみです」と期待する。

  • 第2試合:タモンズvs黒帯

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。


Page 2

インタビュー

目次を開く

第3試合は、シャンプーハットvsリニア。ほぼ接点のない漫才師同士の対決であり、どちらにとっても悲願のグランプリファイナル初舞台だ。

シャンプーハットは4年連続で挑戦し、ノックアウトステージでは毎年のように囲碁将棋やガクテンソクら強豪と当たり、ようやく4回目でグランプリファイナルにたどり着いた。角山氏は、シャンプーハットの漫才の型が東の観客にも周知されてきたことも、今回の突破につながったのではないかと見る。

一方のリニアは、強豪・マシンガンズを破って勝ち上がった。プロダクション人力舎の星であり、東京漫才の期待の星でもあるリニアが、関西どっぷりのシャンプーハットとどう戦うのか。東西の漫才がぶつかるカードとしても、興味は尽きない。

リニアのしょうへいは、この時期に骨折するという不運に見舞われたが、漫才はできる見込み。角山氏は「なんちゅうタイミングだと思いますが(笑)、それも含めて笑いにしてくれるのではないでしょうか」と予想する。

『THE SECOND』のネタ時間は、『M-1グランプリ』より2分長い6分。近況やハプニングも含めて漫才に取り込める懐の深さも特徴なのだ。

  • 第3試合:シャンプーハットvsリニア

第4試合は、ザ・パンチvsトット。ザ・パンチは24年に準優勝経験を持ち、トットは前年準優勝の囲碁将棋を破って勢いに乗る。

トットが囲碁将棋を破った時の漫才について、角山氏は「スタジオが揺れるぐらいウケました」と振り返り、その勢いに、かつての準優勝漫才師がどう向き合うのかに注目だ。

  • 第4試合:ザ・パンチvsトット

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

関連記事: