【西武】オリックスに2試合連続2ケタ安打で2連勝! 借金1に減らす 代打平沼がV打 上田は6回途中2失点の粘投 好救援の黒木1勝目
■プロ野球 オリックス 2-3 西武(17日・京セラD大阪) 西武はオリックスに競り勝ち2連勝となった。打線は昨日の16安打に続いて14安打で3得点をあげた。7勝8敗で借金を1に減らした。同点の7回に2死一・三塁のチャンスをつくると、代打・平沼が決勝打となる中安打を放った。先発の上田は6回途中2失点の粘投を見せた。同点の6回に2死一・二塁の好機を無失点に抑えた黒木が1勝目をあげた。 スターティングメンバーには1番・西川、2番・源田、3番・ネビン、4番・中村剛、5番・外崎、6番・牧野、7番・松原、8番・滝澤、9番・長谷川が入った。牧野がスターティングメンバーに入るのは11試合ぶりとなった。 先発は上田。今季2試合目の登板となる。前回4月3日の楽天戦(楽天モバイル)では5回、97球、4被安打、3奪三振、1四死球、無失点のピッチングも勝ち負けはつかなかった。 1回表、相手先発のエスピノーザから先頭の西川が左安打で出塁する。しかし、源田は右飛、ネビンは右飛に倒れる。その後、西川は二盗を決め、2死二塁のチャンスをつくる。しかし、中村剛は一飛に倒れ、先制点はならなかった。 1回裏、先頭の1番・山中にライトへの1号ソロホームランを浴び、1点を先制される。2番・太田には死球を与える。しかし、3番・西川は一ゴロ、4番・ディアスは遊ゴロ、5番・紅林は中飛に打ち取り、追加点は与えなかった。 3回表、1死から西川が四球で出塁する。源田は空振り三振に倒れるも、ネビンは中安打で2死一・二塁のチャンスをつくる。続く中村剛は四球で2死満塁となる。その後、外崎がセンターへのタイムリーヒットを放ち、2点をあげ、2-1と逆転する。 4回裏、先頭のディアスに左安打を許す。続く紅林は二併打に打ち取るも、6番・中川には中安打、7番・廣岡にはレフトへのツーベースヒットを浴び、2死二・三塁のピンチを招く。しかし、8番・宗は一ゴロに打ち取り、リードを守る。 5回表、2死から中村剛は左安打で出塁する。続く外崎はレフトへのツーベースヒットを放ち、2死二・三塁のチャンスをつくる。しかし、牧野は見逃し三振に倒れ、チャンスを生かせなかった。 6回裏、西川は二ゴロに打ち取るも、ディアスには右安打、紅林には左安打を浴び、1死一・二塁のピンチを招く。その後、一塁ランナーを牽制でアウトに仕留め、2死二塁となる。しかし、中川にはレフトへのタイムリーツーベースヒットを浴び、1点を返され、2-2の同点に追いつかれる。廣岡は四球で2死一・二塁となる。 上田はここで降板する。5回1/3を投げて、91球、8被安打、0奪三振、2四死球、2失点のピッチングだった。 2番手は黒木。2死一・二塁から宗に四球を与え、2死満塁となる。その後、若月を遊ゴロに打ち取り、得点は与えなかった。 7回表、1死からネビンがライトへのツーベースヒットで出塁し、1死二塁のチャンスをつくる。中村剛は遊ゴロで2死三塁となる。外崎は申告敬遠で2死一・三塁となる。その後、代打・平沼がセンターへのタイムリーヒットを放ち、1点を追加し、3-2と勝ち越す。 3番手は佐藤隼。山中を遊ゴロ、太田には遊ゴロに打ち取るも、西川には四球を与える。その後、ディアスには中安打を浴び、2死一・三塁のピンチを招く。しかし、紅林は二ゴロに打ち取り、無失点に抑える。 8回表、先頭の滝澤が一安打で出塁する。長谷川は投犠打で1死二塁のチャンスをつくる。源田は投安打で1死満塁となる。しかし、ネビンは中飛、中村剛は右飛に倒れ、得点はならなかった。 4番手はウィンゲンター。中川を三ゴロ、廣岡を空振り三振に打ち取るも、宗には右安打を浴びる。宗には二盗を決められ、代打・杉本は四球で2死一・二塁のピンチを招く。 9回表、2死から松原の左安打、滝澤の中安打、長谷川の四球で2死満塁のチャンスをつくるも、西川は左邪飛に倒れ、得点はならなかった。 9回裏、平良が無失点に抑え、ゲームセット。平良は3セーブ目。