マットレスを持ち上げると大量のトコジラミ…釜山のチムジルバンで衝撃の実態(中央日報日本語版)
チムジルバンの資料写真(写真は記事の特定内容と関係ありません) [聯合ニュース](中央日報日本語版)
最近、大量のトコジラミが発見されて問題となった釜山市影島区(ヨンドグ)のあるチムジルバンで、トコジラミに刺されたという被害届が続いている。管轄の自治体は防疫と現場管理に入った。
【写真】釜山市影島区のチムジルバンで撮影されたトコジラミ発生状況
28日、釜山市影島区によると、今月2日から28日までに影島区内のあるチムジルバンでトコジラミに刺されたという被害届が計3件あった。腕や脚などを刺されたという。影島区が現場を調査した結果、チムジルバン内部の壁の隙間などからトコジラミが発見された。現在までトコジラミが確認されたのはこのチムジルバン1カ所だけだ。◆業者の現場調査でトコジラミ発見…防疫措置影島区はこの業者に対し、専門防疫業者による消毒を実施するとともに、施設内に備え付けた専用殺虫剤を使用して随時消毒するよう勧告した。また、トコジラミが入って生息する可能性があるドアの隙間や壁の隙間にシリコンを塗る措置などを促した。影島区の関係者は「トコジラミが発見されたという理由だけで営業停止などを強制できる法的根拠はない」とし「その代わり専門防疫業者による消毒や専用殺虫剤による随時消毒など防疫措置を取ることにした」と述べた。これに先立ち10日、Aさんは自身のThreadsで、このチムジルバンを訪れた後、自宅でトコジラミを発見したと主張した。Aさんは「海外旅行に何度行ってもトコジラミを見たことがなかったが、釜山旅行から帰ってきてトコジラミを持ち帰ってしまった」とし「先月30日にチムジルバンを訪れた後、今月7日に自宅でトコジラミを発見した。小さなキャリーケースに付いてきたようだ」と伝えた。そしてトコジラミの写真とトコジラミに刺された腕の写真を載せた。◆「休憩スペースや壁の隙間にトコジラミ」…ユーチューブ動画で波紋広がるその後、昆虫系ユーチューバー「ダフク」が26日、Aさんから情報提供を受け、このチムジルバンでのトコジラミ発生状況を確認する動画を公開し、波紋はさらに広がった。動画にはチムジルバンの壁や休憩スペース周辺でトコジラミが発生している状況が映っていた。マットレスを持ち上げると数十匹のトコジラミの死体が付着している場面もあった。また一部の壁の隙間には卵や幼虫、成虫とみられる個体が集まっている様子も撮影された。ダフクは「実際に見て言葉を失った。トコジラミがうじゃうじゃいる」とし「マットレスや壁の隙間を見ると、トコジラミがすぐに見つかる。集団生息している」と伝えた。ダフクは壁のあちこちにある黒い染みをトコジラミの排泄物と推定した。ダフクは「これまで多くのトコジラミの生息場所を見てきたが、これほどトコジラミの排泄物が多いのは初めて」とし「トコジラミが一晩中、客を刺して吸血し、吸った血を排泄したものだ」とコメントした。続いて「トコジラミが人を刺し、訪れた人の体や衣服、バッグに付着して自宅に持ち込まれ、生息地が広範囲に広がっていく」と懸念を示した。トコジラミは感染症を直接媒介しないため「感染症の予防及び管理に関する法律」上の管理対象害虫には含まれていない。ただ、人の血を吸うことで睡眠を妨げ、強いかゆみや皮膚疾患を引き起こしたりする。トコジラミに刺された後に症状が表れる時期には個人差があり最長で10日ほどかかる。刺された疑いがある場合は、患部を水と石けんで洗い、治療や医薬品の使用については医師または薬剤師に相談しなければいけない。