妻はポーランド代表「オラちゃんって呼んでます」フェンシング松山恭助28歳が明かす“幸せすぎる新婚生活”「餃子に似たピエロギがおいしい」(Number Web)

 “オラちゃん”の日本での生活はなかなか忙しい。  2025年8月27日に晴れて夫婦となったばかりだが、9月から日本語学校へ通い、平日9時から12時半まで日本語をみっちり勉強する。フェンシングの現役選手でもあるアレクサンドラさんは、時間が許せば女子フルーレ日本代表の練習に参加し、午後から一緒に練習をする。学校には松山が車で送っていくが、そこからは公共交通機関を駆使して練習場所のナショナルトレーニングセンターや自宅に移動する日々。まだ不慣れなことも多く、戸惑うことはあるいう。  その上、フェンシングの代表選手である夫は定期的に海外遠征が組まれるため、日本で一人、松山の帰宅を待たなければいけないことも少なくない。両親の協力を得られることは大きいが、不安は尽きないはずだ。ただ、松山はそれでも「安心して競技に打ち込める」と口にする。 「競技への理解というのが何より大きくて。みんな国際結婚と聞くだけで『大変だね』と言われますが、僕らからすればフェンシングでつながっているのでさほど問題はない。むしろ日本人同士でもフェンシングをやっていない人とお付き合いをしたり、夫婦になればどんな日常を過ごしているか相手はわからないと思います。海外遠征は男女同じ大会に出場することも多くて、その時は同じホテルに泊まるのも当たり前。何も心配するようなことはないですけど、フェンシング界の常識を何もわからなかったらイチから説明して理解してもらわないといけない。そういう心配やストレスがまったくないので、競技者としても本当にありがたいです」  同じアスリートとしてだけでなく、“アスリートの妻”としてサポートもしてくれる。忙しい中でも家事全般はアレクサンドラさんが担ってくれるそうだ。なかでも「料理は絶品」と松山は顔をほころばせる。 「かなり料理の腕がいいので、朝ごはんからすごく豪華です。お昼は練習前後にトレセンで食べますが、夕飯も彼女の手料理で、基本はポーランド料理。いろいろなスパイスや調味料を使って、サーモンやマッシュポテト、温野菜。シンプルですけど味もすごくおいしいし、ヘルシー。スープや煮込み料理もおいしいし、餃子に似たピエロギというポーランドの名物料理もあるので、彼女は餃子や小籠包も好きなんです。スイーツもつくってくれて、アップルパイとかバナナケーキとか、めちゃくちゃおいしいですよ」

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